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ウィリアム・モリスの作品紹介:ブレアラビット(兄弟うさぎ)
ウィリアム・モリスの作品紹介~ブレアラビット(兄弟うさぎ) ウィリアム・モリスの作品のご紹介! 今回は「兄弟うさぎ(Brer Rabbit or Brother Rabbit)」についてのお話です。 「兄弟うさぎ(Brer Rabbit or Brother Rabbit)」は、1882年にモリスがインディゴ抜染による生地制作のためにデザインした作品です。 インディゴ抜染といえば、いちご泥棒もそうですが(いちご泥棒についてはこちらをクリック)、モリスが理想を求めて追及した染色法です。 インディゴ抜染法は、最初に全体を無地で染めた後、絵柄のパターンに合わせて、色を変えたい部分を抜き、新しい色を一色ずつ足していくという複雑な作業工程で、高度な技術と長い日数が必要でした。 モリスはアニリンの化学染料を嫌い、インディゴなどの天然染料を使って理想とする色を表現したのです。 モリスは、それを完成させる
2022.8.6 -
ウィリアム・モリスの作品紹介:ピンパネル
ウィリアム・モリスの作品紹介~ピンパネル ウィリアム・モリスの代表的作品の一つ、「ピンパネル(Pimpernel)」。 今回はこの「ピンパネル(Pimpernel)」についてのお話です。 ピンパネルは、1876年に製作されました。 その前年である1875年、モリスはモリス・マーシャル・フォークナー商会を解散させ、モリスの単独所有のもとで「モリス商会(Morris & Co.)」を設立しました。 オックスフォード・ストリート449番地に店舗を構え、ジャカード織機を設置するなど製作活動を活発化させました。 1876年から1883年まで、モリスの壁紙製作は最も多作だった時期です。 ピンパネルは、その時期に生み出された作品です。 チューリップの花とカールする葉がリズミカルに渦巻いており、その中ある小さなルリハコベ(ピンパネル)の花が効果的に作用しています。 モリスの自邸であったロンドンのハ
2022.8.5 -
ウィリアム・モリスの作品紹介:ウィローボウ
ウィリアム・モリスの作品紹介~ウィローボウ ウィリアム・モリスの代表的作品の一つで、モリスの作品の中で最高傑作といわれる「ウィローボウ(Willow Boughs)」。 今回はこの「ウィローボウ(Willow Boughs)」についてのお話です。 イングランド南部にあるウェスト・オックスフォードシャー(West Oxfordshire)のコッツウォルズ(Cotswolds)地方の村 ケルムスコット(Kelmscott)にあるマナーハウス「ケルムスコット・マナー」。 モリス一家の憩いの場であったまさに『地上の楽園』。 それは、農家としてほとんど変わらないまま代々受け継がれたこと、季節と共にある農業と生活が一体化していること、村や周りの田園風景と調和していること、モリスが提唱した「アーツ・アンド・クラフツ運動」の発想の原点となったマナーハウスです。 そのケルムスコット・マナーの近くを流れるテム
2022.8.3 -
ウィリアム・モリスが歩んだ軌跡 vol.2
ウィリアム・モリスの経歴 モリス・マーシャル・フォークナー商会設立 1861年、モリスは、レッドハウスの建設に携わったメンバー、バーン=ジョーンズ、ロセッティ、フィリップ・スピークマン・ウェッブ、フォード・マドックス・ブラウン、ピーター・ポール・マーシャル、チャールズ・ジョセフ・フォークナーと、ロンドンのホルボーン(Holborn)にあるレッド・ライオン・スクエア8番地(Red Lion Square)に最初のデザイン・装飾会社 「モリス・マーシャル・フォークナー商会(Morris, Marshall, Faulkner & Co.) 」を設立しました。 モリス・マーシャル・フォークナー商会は、レッドハウスのために作られた刺繍の壁掛けをきっかけに、設立当初は刺繍製品を扱っていました。 モリスの妻であるジェーンも積極的に生産に携わり、刺繍職人として働き、会社の急速な拡大とともに刺繍部
2022.7.14 -
【納品実績】ハーブと紅茶の専門店「魔女のお茶屋さん」
納品実績のご紹介 2022年6月10日に開店されました、京都市上京区にあるハーブと紅茶の専門店「魔女のお茶屋さん」。 こちらのお店にケントストアのカップボードを納品させていただきました。 ♡ 魔女のお茶屋さん 様 ♡ この度はケントストアをご利用いただきまして、まことにありがとうございました。 心よりお礼申し上げます。 アンティークのカップボード カップボードとは? サイドボードの上にプレートを並べる棚がついた食器棚付き調理台です。 英国ではこのような食器棚(カップボード)を実は「ドレッサー」と呼びます。 中世におけるドレッサーは本棚のような形状の家具を指し、調理をする食材などを置くために使用されていました。 16世紀に入ると居間などでお皿を飾るためと変化し、17世紀後半から18世紀にはその本棚の形状の家具の下にお皿やカトラリーを収納するための引き出し付きサイド
2022.6.20 -
新入荷アンティーク家具のご紹介「ダムウェイター」
新入荷アンティーク家具のご紹介 2022年5月17日 イギリスよりアンティーク家具・雑貨が、静岡市駿河区の中原にありますケントストア静岡本店に多数入荷しました。 英国の伝統的な革製ソファであるチェスターフィールド、大人気アーコール(ercol)のバタフライテーブル、バルーンバックチェア、ディスプレイで大活躍するソーイングボックスなど600点以上も入荷いたしました。 今回は新入荷の家具の中から、「ダムウェイター」についてご紹介します。 ダムウェイター unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。 ダムウェイター(Dumb Waiter)とは、Dumb=無口な・Waiter=ウェイター、「無口なウェイター」という意味。 主人のそばに置くことで、ウェイターがいなくても飲み物や食事を補助してくれる役割を果たしました。 イギリスでは、1730年代を中心に
2022.5.30 -
新入荷アンティーク家具のご紹介「スチューデントビューロー」
新入荷アンティーク家具のご紹介 2022年5月17日 イギリスよりアンティーク家具・雑貨が、静岡市駿河区の中原にありますケントストア静岡本店に多数入荷しました。 英国の伝統的な革製ソファであるチェスターフィールド、サロンチェア、アームソファ、デスクなど600点以上も入荷いたしました。 今回は新入荷の家具の中から、「スチューデントビューロー」についてご紹介します。 スチューデントビューロー unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。 ビューローとは、書き机と戸棚(ビューロー)を組み合わせた家具です。 本来「bureau(ビューロー)=引出し収納」という意味ですが、机の甲板(こういた)にあたる部分が戸棚の扉になっていてその扉を手前に倒すとその扉部分がデスクになるのがビューローの一番の特徴です。 スチューデントビューローとは、その名の通り、学生が使
2022.5.25 -
新入荷アンティーク家具のご紹介「ナーシングチェア」
新入荷アンティーク家具のご紹介 2022年5月17日 イギリスよりアンティーク家具・雑貨が、静岡市駿河区の中原にありますケントストア静岡本店に多数入荷しました。 上品なデザインのレディースデスク、ブックケース、マガジンラック、チェア4脚セットなど600点以上も入荷いたしました。 今回は新入荷の家具の中から、「ナーシングチェア」についてご紹介します。 ナーシングチェア unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。 ナーシングチェアとは、赤ちゃんに授乳をするのに使うために作られたチェアです。 ヴィクトリア朝時代、主に上流階級の家庭で使われるようになりました。 授乳する体への負担がないように考えられ作られているため、座面の高さが低いのが特徴です。 背の低い方でも、足の裏が床につくように座面の高さが低く作られています。 そして赤ちゃんを抱っこして座るの
2022.5.24 -
新入荷アンティーク家具のご紹介「セティ」
新入荷アンティーク家具のご紹介 2022年5月17日 イギリスよりアンティーク家具・雑貨が、静岡市駿河区の中原にありますケントストア静岡本店に多数入荷しました。 大ブーム!アフタヌーンティーで大活躍するケーキスタンドやダムウェイター、豪華なディスプレイキャビネット、伝統的チェアであるウィンザーチェア、ビューロー、大人気のアーコールなど600点以上も入荷いたしました。 今回は新入荷の家具の中から、「セティ」についてご紹介します。 セティ unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。 イギリスアンティーク家具のセティ(Settee)とは、木製の枠に肘掛けと背もたれのついた長椅子のことを言います。 座面は主に布張りになっておりますが、張り包みが少なく小型なものを指します。 セティがイギリスで使われるようになったのは、フランスのサロン文化が伝わったこと
2022.5.20 -
新入荷アンティーク家具のご紹介「サザーランドテーブル」
新入荷アンティーク家具のご紹介 2022年5月17日イギリスよりアンティーク家具・雑貨が多数入荷しました。 イギリスアンティーク家具の代名詞とも言われるドローリーフテーブルをはじめ、チェスターフィールド、ブックケース、ビューロー、大人気のアーコールなどなど。 また、とても可愛いレアな雑貨類もたくさん! 今回は新入荷の家具の中から、サザーランドテーブルについてご紹介します。 サザーランドテーブル unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。 サザーランドテーブルは、3枚の天板がフラップヒンジと言われる蝶番でつながり、両側の天板は垂れ下がった状態で収納されています。 その両端2枚の天板を持ち上げ、補助の脚で支えて使用します。 天板を開いて大きなテーブルとして使用でき、使わないときには折りたたんでコンパクトに収納することができる、大変機能的なテーブル
2022.5.19 -
新入荷アンティーク家具のご紹介「アーコール シスルバックチェア」
新入荷アンティーク家具のご紹介 2022年5月17日イギリスよりアンティーク家具・雑貨が多数入荷しました。 先月に続き、恒例の40ftのコンテナ便です。 新型コロナウイルス感染症の影響で、イギリスへの買い付けもストップしておりましたが、昨年、約2年ぶりにイギリスへ買い付けに行くことができました。 買い付けしました家具や雑貨などは、日本へ輸送するために、コンテナを手配します。 その後、イギリス南部の都市サザンプトン(Southampton)から航海を続け、静岡県の清水港へ到着。 トラックに載せて、静岡市駿河区にありますケントストア静岡本店へやってまいりました。 今回は新入荷の家具の中から、大人気のアーコール(ERCOL) シスルバックチェアについてご紹介します。 アーコール シスルバックチェア unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。 アーコ
2022.5.17 -
【アンティークの修理実例】アンティークチェアの座面張り替えとぐらつき修理
椅子の座面張替え 家具の修理に関して、実際にお客様からいただきましたお問い合わせを料金なども含めご紹介いたします。 今回は、アンティークチェアの座面の張替えとぐらつきの修理です。 【お問い合わせ内容】 椅子の座面がへたれてきました。 座面を新しく作って欲しいです。 座面の張り替え工賃等の内訳および合計金額を教えていただきたいです。 椅子のサイズは、横幅:40センチ / 奥行き:35センチ / 高さ:85センチです。 【ご回答】 椅子の裏面を拝見しますと、ウェービングテープというものが格子状に張ってあります。 耐久性を考えますと、ウェービングテープより新たに板を作成し、板座にした方がよろしいかと思います。 板の上に3層のウレタンクッションを乗せ、生地を張りますので、座り心地もいいと思います。 また、実際のイスを拝見いたしましたところ、グラつきがございますのでグラ直しをおすすめし
2022.4.21
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