ウィリアム・モリスの作品紹介:スネークヘッド(蛇の頭)

- 2022/8/18 15:00
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ウィリアム・モリスの作品紹介~(蛇の頭)

ウイリアムモリスのスネークヘッド

ウィリアム・モリスの代表的作品の一つで、モリス自身もお気に入りだった作品「(Snakeshead)」。
今回はこの「(Snakeshead)」についてのお話です。

スネークヘッドは、1876年に製作されました。
この作品は、インド織物のデザインや色の影響を受けている作品です。
」と呼ばれる釣鐘型(つりがね型)のフリティラリアの花をモチーフに、まるで炎のようにデザインされた作品です。

フリティラリアとは

フリティラリアの花
フリティラリア


フリティラリア(fritillaria)は、神秘的な花として有名な黒百合、中国が原産のバイモと同じ仲間で、釣り鐘状の花が下を向いて咲くのが特徴的です。
球根愛好家にとても人気がある花です。
フリティラリアの花言葉は、「謙虚な心」「才能」などです。
「謙虚な心」は、フリティラリアの花が下向きに咲く花であるとが由来とされています。
また、フリティラリアは生薬として使用されることもることから、「才能」いう花言葉が付けられているそうです。
Si je puis=If I can「もし私にできるならば、、」謙虚な心を持つモリスならではの座右の銘と、「モダンデザインの父」と呼ばれるモリスの才能が、フリティラリアの花と一致するように感じました。


ケントストア製作:スネークヘッドのアンティーク家具

スネークヘッドの生地で作ったケントアンティークの椅子

こちらのチェアは、1930年代のイギリスアンティークのベントウッドチェアです。
座面の部分をスネークヘッド(Snakeshead)の生地で仕上げました。
さらに座面の周りにブレードを付けることにより、優雅で上品な椅子に仕上がっています。



スネークヘッドの生地で作ったケントアンティークの椅子

こちらのチェアも、同年代である1930年代のイギリスアンティークのスツールです。
スツールの座面部分をスネークヘッド(Snakeshead)の生地で仕上げました。
スツールは本来の使用用途であるちょっとした腰掛として使用することもできますが、足乗せ台としてもご利用いただけます。
また、椅子という観点を離れて、ちょっとしたディスプレイ用台として使用するなど幅広い用途でお使いいただけます。




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