アンティーク家具の美しさを守る理由は「塗装」にあり

ケントストアの修理

ケントのアンティーク家具は、本来の美しさを最大限に引き立てるため、英国アンティーク家具修復協会(BAFRA)が推奨する英国王室御用達「MYLANDS マイランズ社」の塗料を使用しています。
長年アンティーク家具の塗装を専門に手がけてきた熟練の職人が、木材の質や色、状態を見極めながら丁寧に色合わせを行い、仕上げていきます。
色合わせは決して容易ではなく、長年培われた経験と感覚による繊細な調整が求められる高度な技術です。
一つひとつの家具に最適な仕上がりを追求し、時間をかけて完成させています。


アンティーク家具塗装修理 工程詳細 ドローリーフテーブル

今回は、ケントストアが誇る熟練の職人が、一台の「ドローリーフテーブル」に美しい仕上げを施し、本来の風合いを蘇らせるまでの塗装工程を詳しくご紹介します。
長年の使用で生じた色褪せや細かな傷も見逃さず、木肌の状態を見極めながら丁寧に仕上げていく、妥協のない手仕事の舞台裏をぜひご覧ください。


①アンティーク家具の塗装剥離と下地づくり(研磨工程)

1.剥離 ペーパー当て

アンティーク家具の状態に合わせてペーパー当てもしくは剥離を行います。
使用頻度の高い天板などに関しては綺麗な色が入るようしっかりと剥離、ペーパー当てをおこないます。


②アンティーク家具のステイン着色仕上げ

2.着色 ステイン

英国王室御用達のマイランズ社のステインを使用し、アンティーク家具の木目を活かしながら、ムラのない均一な着色を行います。


③アンティーク家具のステイン重ね塗り

3.着色 ステイン重ね塗り

ステインが乾いた後、天板以外の部分と色が合うまで重ねてステインで着色します。


④アンティーク家具の吹き付け塗装仕上げ

4.塗装 吹き付け塗装

テーブルの天板など、使用頻度が高く強度を高めたい場合には吹き付けでのラッカー塗装を行います。
シェラックニスと呼ばれる天然塗料を刷毛塗りする手法もあり、アンティークの場所、木材の種類によって手法を使い分けます。


⑤アンティーク家具の全体吹き付け塗装仕上げ

5.塗装 全体の吹き付け塗装

ドローリーフテーブルのリーフ部分まで含め、全体の仕上がりにムラが出ないよう細心の注意を払い、均一に吹き付け塗装を施します。


⑥アンティーク家具の磨き・ワックス仕上げ

6.磨き ワックス掛け

塗装が完全に乾燥した後、マイランズ社のワックスを使用し、丁寧に磨き上げていきます。


⑦アンティーク家具のフェルト交換・修復作業

7.修復 フェルト

ドローリーフテーブルのリーフを引き出した際に擦れや跡が生じないよう、天板裏に新しいフェルトを貼り付けます。


⑧アンティーク家具の脚部塗装仕上げ

8.塗装 脚部分

ドローリーフテーブルの天板部分同様、脚部分も着色、塗装をし最後にワックスで磨き上げます。


⑨アンティーク家具の検品 最終チェック

9.検品 最終チェック

修理箇所を最終チェックします。稼動部分のその動きがスムーズであるか、塗装の色の風合いが再現できているか、1つの家具として安全で安心して使用できるかなど最終総点検をします。

美しく蘇ったドローリーフテーブル

英国アンティークのドローリーフテーブル

長い年月を経たアンティーク家具は、塗装ひとつでその印象を大きく変えます。
色の深み、艶の出方、木肌の見え方・・・すべては繊細な工程の積み重ねによって生まれます。

ケントでは、一台ごとに異なる状態を見極めながら、最適な塗料と技法を選び、丁寧に仕上げていきます。
それは新しくするための塗装ではなく、これまでの時間を受け継ぎながら整えていくためのもの。
使い込まれてきた風合いを活かしつつ、これからの時間にも寄り添う仕上がりを目指しています。

一台の家具が持つ魅力を、静かに引き出す塗装を。
その先に続く時間もまた、美しくあるように。


職人の手で蘇った、一点ものの家具たち

ケントストアのオンラインショップでは、今回ご紹介した高度な修復技術をすべて施した、 最高品質のアンティーク家具・ヴィンテージ家具を販売しております。
次の100年を共にする運命の一台を、ぜひ見つけてください。

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