タイプライターの歴史
1714年、イギリスのヘンリー・ミル(Henry Mill :1683–1771)という人物により発明された「指でキーをたたくことで文字を紙に印字する機械」がタイプライターのルーツだとされています。
1865年、デンマークのラスムス・マリング=ハンセン(Rasmus Malling-Hansen :1835–1890) がハンセン・ライティングボールと呼ばれるものを発明しました。
1870年には製品として世界で初めて商業生産され、これはヨーロッパでは成功を収め、ロンドンのオフィスなどで20世紀初めごろまで使われていましたが、半球の上にいくつもピストン状のものがあってそこに文字が書いてあり、それを押し込むと反対側にある紙にその文字を印字するようになっているものでした。