北京オリンピック2022開催!スポーツの歴史とアンティークのスポーツグッズ

- 2022/2/3 12:00

スポーツの歴史とアンティーク スポーツグッズ

イギリスのオックスフォードでクリケット

まもなく2022年北京オリンピックが開催されますね。
スポーツといえば?の問いに対して、サッカー、テニス、ゴルフ、ラグビーといった答えが多いかと思いますが、その多くがイギリス生まれのスポーツといわれています。
また、野球の原型となったクリケットもイギリス生まれです。
冬季オリンピック種目の一つで、日本でもロコ・ソラーレの大活躍により人気が急騰したカーリングもイギリス発祥のスポーツです。
歴史もあることで、とてもスポーツが盛んであるイギリスに、年に数回、アンティーク家具の買い付けに行くケントストアでは、アンティークのスポーツグッズとの出会いも多くあり、多種多様なグッズを揃えております。
アンティークのスポーツグッズは、ディスプレイとして置くだけで世界観を作り出してくれるアイテムですので、特にアパレルショップやレストラン・バーなどに多く納品させていただいております。
今回は、スポーツのお話&アンティークのスポーツグッズについてご紹介します。



スポーツとは?

競いあったり、遊んだりするスポーツの始まりは、動物の約束(メタ・コミュニケーション)行動と言われています。
動物の約束(メタ・コミュニケーション)行動とは、例えば2頭のオスのライオンが1頭のメスのライオンを狙って闘うとき、決して相手を殺すことはせず、どちらが強いかを決めるための闘いであること、どちらかが逃げ出すと闘いはそこで終了する、という約束です。
そして人類は動物にはない「文化」として走・投・跳・蹴など、さまざまな種目をつくっていきます。

古代文明 がおこると、それぞれの文明で民族スポーツが生まれました。
下記の写真は、紀元前776年に古代ギリシャのエリス地方にあるオリンピアで始まった古代オリンピックのようすが描かれている壺絵です。現在の400mを走る中距離競走の様子が描かれています。
その他に、短距離競走、幅跳び、円盤投げ、やり投げ、レスリングの5種目を一人の選手がこなすペンタスロンといわれる五種競技や、長距離競走、戦車競走、パンクラティオンという格闘技も競技にあったと言われています。


 古代オリンピックの壺絵
古代オリンピックの壺絵


下記の写真は、中華人民共和国湖南省にある馬王堆漢墓(ばおうたいかんぼ)より出土された「導引図」です。馬王堆漢墓は、紀元前2世紀の墳墓で前漢初期に長沙国の相をつとめ初代軑侯(たいこう)となった政治家 利蒼(りそう)とその妻子が葬られています。
「導引図」は、中国最古の体育療法の図であり、気功療法のルーツといわれるものです。



 馬王堆漢墓より出土された導引図
導引図(馬王堆漢墓より出土)

中世時代になると、スポーツはその土地の人々の生活と深く関わりながら発展を続けますが、王侯貴族、市民、農民の階級ごとにスポーツは行なわれていました。
ただ、それには明確なルールがなく娯楽としてのスポーツに過ぎませんでした。

19世紀になると、スポーツは形を整えて、近代スポーツとなります。
近代スポーツの発展に大きく貢献したのはイギリスのパブリックスクールの生徒達です。
パブリックスクール(public school)は、13歳から18歳までの子弟を教育するイギリスの私立学校の中で、その中でも上位一割を構成する格式や伝統あるエリート校です。
ウェストミンスター・スクール(Westminster School 正式名称 The Royal College of St. Peter at Westminster)、ウィンチェスター・カレッジ(Winchester College)、イートン・カレッジ(Eton College 正式名称 King’s College of Our Lady of Eton beside Windsor)、ハロウ校(Harrow School)、ラグビースクール(Rugby School)、マーチャント・テイラーズ・スクール(Merchant Taylors’ School)、セント・ポールズ・スクール(St Paul’s Schoo)、シュルーズベリー校(Shrewsbury School)、チャーターハウス・スクール(Charterhouse School)の9校が「ザ・ナイン」と呼ばれる代表的な名門校にあたります。



 イギリスのパブリックスクールの一つであるラグビー校
ラグビースクール(Rugby School)

彼らは町の中や牧草地でおこなっていたスポーツを、彼らの過ごす学校の中でおこなえるようにルールを整備していきました。
彼らの取り組みはイギリス国内で高く評価され、イギリスのスポーツは19世紀後半にはたいていの種目で国内大会が開かれるまでに発展しました。



イギリスで生まれた近代スポーツは、その後、「近代オリンピックの父」と呼ばれる、フランス人のピエール・ド・クーベルタン(Pierre de Frédy, baron de Coubertin, 1863年-1937年)により大きく国際的に発展していきます。



 ピエール・ド・クーベルタン
ピエール・ド・クーベルタン(Pierre de Frédy, baron de Coubertin)

1883年、クーベルタンがイギリスを訪れた際、彼はイギリスの学生たちが積極的に、かつ紳士的にスポーツに取り組む姿に感銘を受け、イギリスのスポーツ文化に魅了されていきます。
そして、クーベルタンは「服従を旨として知識を詰め込むことに偏っていたフランスの教育では、このような青少年は育たない。スポーツを取り入れた教育改革を推進する必要がある」と確信し、フランスの教育のためにスポーツを取り入れていきます。
クーベルタンはさらに「国際的競技会」の構想をふくらませていきます。
世界各地を視察し、各国の交流試合などに携わることで、スポーツ教育の理想の形として「古代オリンピックの近代における復活」を目指していくのです。
そして、1894年6月パリで開かれたスポーツ競技者連合で、クーベルタンはオリンピックの復活を議題に挙げます。すると満場一致で可決。
第1回大会は、1896年、オリンピアのあるギリシャで開催すること、大会は4年ごとに開催すること、大会は世界各国の大都市での持ち回り開催とすることなど決定されます。
また、オリンピックのシンボルとして知られる五輪のマークもクーベルタンが考案したものです。
青、黄、黒、緑、赤の色は、地色の白を加えると、世界の国旗のほとんどを描くことができるという理由で選んだ、と彼自身が書き残しています。



ゴルフ(GOLF)の歴史

次に各スポーツの歴史とケントストア取り扱いスポーツグッズをご紹介します。
まずはゴルフ!
ゴルフがスポーツとして確立されたのはスコットランド。 スコットランドの北海に面する町 セント・アンドリューズ(St Andrews)がゴルフ発祥の地といわれています。



 セント・アンドリュース オールドコース
世界で最も古いコース セント・アンドリューズ オールドコース

1744年には、エディンバラ(Edinburgh)で行われた大会に備えて13条のゴルフルールが定められました。 これが最古のルールであり現代ルールの基礎となっています。
ゴルフは審判がおらず、プレーする自分自身が審判です。
ルールを遵守し、他のプレイヤーへの心配り、スポーツマンシップが必要です。
ゴルフが紳士のスポーツと言われる所以ですね。
その後スコットランドから少しずつ世界に広まっていき、1880年代にはイングランドでゴルフブームが起こりイングランド各地にゴルフ場が作られました。


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いゴルフグッズ】

ドライブ、アイアン、パターなど種類豊富なゴルフクラブを取り扱っております。
また、ゴルフクラブのセットもございます。



アンティークのラグビーボール

テニス(TENNIS)の歴史

1つのボールを互いに打ち合うという球技は紀元前から行われていました。
16世紀にフランスで「jeu de paume」(ジュ・ド・ポーム)とよばれ、貴族の間で広まりました。



 アンティークのテニスラケット
ジュ・ド・ポームの様子

その後ジュ・ド・ポームはイギリスに伝わると「tennis」(テニス)と呼ばれるようになり、貴族に広く親しまれようになりました。
1877年に第1回が開催された世界最古のテニス大会ウィンブルドン大会。この大会よりテニスは世界的に広がりました。


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いテニスグッズ】

アンティークのテニスラケットはフレームレームの反りを防止するための型クランプ()が付いています。
また、テニスラケットのネット部分にミラーを取り付け、ウォールミラーとしてリメイクしたものなどご用意しております。



ケントストアのアンティークテニスグッズ

クリケット(CRICKET)の歴史

クリケットの発祥について諸説ありますが、羊飼いが仕事で使用するスティックで遊んでいたことが起源とされています。
その後ルールが整備され、イングランドでは18世紀末までに国民的スポーツへと発展しました。
野球はクリケットが原型とされています。



クリケットの聖地ローズ・クリケット・グラウンド
クリケットの聖地 ローズ・クリケット・グラウン(Lord’s Cricket Ground)

日本でのクリケットの競技人口は3,000人と少ないですが、世界のスポーツ競技人口の第4位がクリケットです。
ちなみに、第1位はバレーボール、第2位はバスケットボール、第3位は卓球となってます。
イギリス発祥のクリケットが世界中に広まったのは、(大英帝国)が世界的に領土を拡大していった17世紀以降のこと。
当時イギリスの植民地であったオーストラリアやインドなどの国では、現在も人気の高いスポーツです。


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いクリケットグッズ】

クリケットのバット、クリケットセットもご用意してます。
またクリケットの様子を描いたプリントもとてもかわいくおすすめです。



ケントストアのクリケット

フットボール(FOOTBALL)の歴史

モノを足で蹴るという遊びは、紀元前ローマ時代の壁画でみることができますし、同じく紀元前、中国の春秋戦国時代に行われていたとされる「蹴鞠」もフットボールの起源ともいわれています。



 中国の蹴鞠
中国の明時代の絵画(出典:Wikipedia)

スポーツとして発展したのは19世紀になってから。
イギリスのパブリックスクールで学校ごとに独自のルールでおこなっていたものを、1848年ケンブリッジ大学が共通ルールを提唱します。
1863年ロンドン市内と近郊の11クラブが集まり、世界最初のサッカー協会であるイングランド・サッカー協会The Football Association(The FA)が設立されました。
その後、ヨーロッパ、世界中へと広がっていきました。


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いフットボールグッズ】

革の風合いが増したサッカーボールやオニクシー・アート社(Onxy-Art)のサッカーボール&スパイクの形をしたカフスを取り扱っております。



ケントストアのサッカーグッズ

ラグビー(RUGBY)の歴史

ラグビーの起源は1823年に行われたパブリックスクールであるラグビースクール(Rugby School)のフットボールの試合で、ウィリアム・ウェッブ・エリス(William Webb Ellis:1806年-1872年)がボールを抱えたまま相手のゴール目指して走り出したことがラグビーフットボールの起源とされています。
ラグビーワールドカップの優勝記念カップは「ウェブ・エリス・カップ(Webb Ellis Cup)」と名づけられています。



ウィリアム・ウェッブ・エリスの功績
ウィリアム・ウェッブ・エリスの功績を称える碑

1871年、学校ごとにバラバラだったルールの統一化のためラグビー・フットボール・ユニオン(RFU:Rugby Football Union)が結成されました。
その後、パブリック・スクールで発展したラグビーは、イングランド北部の炭鉱地帯であるマンチェスターを中心に労働者階級の間で人気のスポーツとなります。
しかし週6日働く労働者階級の選手たちが試合に出るには仕事を休まなくてはいけなかったため、休業補償を求めますが、RFUは認めませんでした。
1895年、労働者階級の選手が多いイングランド北部のラグビー・クラブは、これを不服とし「ノーザン・ラグビー・フットボール・ユニオン」(のちのラグビー・フットボール・リーグ)を結成しましました。
イングランド南部を中心に大学同士の対戦などアマチュア組織「ラグビー・ユニオン」と、北部を中心に報酬を目的とした「ラグビー・リーグ」という二つにに分かれるようになりました。


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いラグビーグッズ】

本革製ならではの味わいが出ているラグビーボールに、オニクシー・アート社(Onxy-Art)のラグビーボールの形をしたカフスもおすすめです。



ケントストアのラグビーグッズ

ホッケー(HOCKEY)の歴史

ホッケー の歴史は古く、紀元前2500年頃古代エジプトと言われています。
ナイル川の流域で発見された墓の壁画にホッケーをしている姿が描かれています。



古代エジプト壁画ホッケーの歴史
古代エジプトの壁画

ホッケーがスポーツとして整備されたのは、19世紀半ばです。
イギリスのクリケット選手たちが、試合のできない冬場に始めたのが基礎とされています。
1871年には最初のホッケークラブが結成され、1886年にはロンドンで協会が発足します。
それまで、さまざまなクラブが独自のルールで試合を行っていましたが、統一されたルールのもとで競技が行われるようになりました。
北京オリンピック2022でのアイスホッケー女子「スマイルジャパン」の活躍が楽しみですね♪


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いホッケーグッズ】

色とりどりのホッケースティックをご用意しております。



ケントストア アンティークグッズ ホッケー

スキー(SKIING)の歴史

歴史上で最も古いスキーは、紀元前1万年。
ロシアや北欧など寒い地域において、雪の上で移動をするための手段として、木の板を足に固定させ歩行・滑走をしていました。
その後、移動手段だけでなく軍事目的でもスキーが行われるようになります。 スポーツとして整備されたのは、1769年のノルウェーで開催されたスキー競技会が最初だといわれています。
1860年、世界で初めて靴とスキーを固定するバインディングシステムを、ノルウェーのソンドレ・ノルハイム(Sondre Norheim:1825-1897)が考案します。
ソンドレ・ノルハイムは、スキー用具の他にも新しい滑走法なども開発し「近代スキーの父」と呼ばれる人物です。



近代スキーの父ソンドレ・ノルハイム
ノルウェーの南西部モルゲダルにあるソンドレ・ノルハイム像

1900年代になると、速度を競う、距離を競う、演技を競うなど、スキー競技の技術は大きく発展しました。
イギリス国内で天然雪を使用しているスキー場はスコットランドの5箇所のみで、天候と雪質の年によるばらつきが大きいため、それほど盛んなスポーツではありませんが、ヨーロッパ内でのスキー人口は第3位。
100万人以上のイギリス人が毎年アルプス等の国外のスノーリゾートを訪れているようです。


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いスキーグッズ】

スキー板、スティックのセット。またとても希少なスキーブーツが付いてあるスキーセットもございます。



ケントストアのスキーグッズ

トロフィー&表彰盾(TROPHY&PLAQUE)の歴史

・トロフィーの起源
トロフィーの起源は紀元前の古代ギリシャ時代といわれています。
戦争に勝利すると、敵の鎧・兜・盾などを戦利品として飾り記念碑として立てる慣習がありました。
戦利品をギリシャ語でトロパイオン(Tropaion)と呼びトロフィーの語源されています。
中世になるとトロフィーは勲章としての意味を持つようになります。
19世紀、スポーツの発展とともに、スポーツ大会の勝者を称える象徴へと変化してきました。


・表彰盾の起源
表彰盾の起源は、戦争時に敵の攻撃から守る防具で勝利の象徴とされていました。
12世紀にはヨーロッパの家紋に盾をモチーフにしたものも現れました。
防具として使われていた形が、どんどん装飾品として変化していきました。


【KENTSTORE Products ケントストアの取り扱いトロフィー&プラーク】

ジャクソントロフィというチェコの貯水池で行なわれる2日間の釣レースの盾(プラーク)など、とてもユニークなトロフィーや盾(プラーク)を扱っております。
スポーツアイテムと一緒に飾ると、ストーリーが生まれ、見る人を惹きつけてくれます。


ケントストアのトロフィーとたて






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