家具をペンキで塗ってみました!(チャーチチェア編)

- 2021/7/1 16:00
  • 0コメント

アンティークのチャーチチェアをペンキで塗る


教会に潜む天使と悪魔


チャーチチェアとは、教会の礼拝堂で使用されていたチェアです。
十字架の模様が彫られたデザインや背もたれの後ろに聖書を入れるポケットがあるもの、また肘をつきお祈りを捧げるために背もたれのトップ(笠木)がフラットになっているものなど、様々な種類があります。
教会といえば、どのようなイメージを持たれますか?
教会は結婚式のイメージが強いため、「天使」「白」「ステンドグラスが綺麗!!」など明るい印象をもたれている方も多いと思います。
その反対に、「暗い」「悪魔」「黒」「アメリカの大ヒットドラマ スーパーナチュラル(Supernatural)」などダークなイメージを持たれている方も少なくないはず。
今回はお客様のご要望もあり、「ダーク」なイメージのチャーチチェアを作ることにしました。

チャーチチェアの塗装方法

チャーチチェアの木工修理(ガタつき、グラつきなど構造面の修理)が終わったあと、よごれている箇所などを部分的に剥離します。
剥離をすることで塗料が浸透しやすくなります。
その後、全体を「ブラック」に塗装します。
乾いたら、ワックスで仕上げていきます。


チャーチチェアの塗装に使用した塗料

今回、塗装に使用したペンキは、映画をはじめ、多くの舞台装飾に使用されるマイランズ社の「Colours of London」カラーズオブロンドンのペンキを使用しました。
カラーズオブロンドンは、大理石をパウダーにしたものを塗料に混ぜて強度を増し独特のマット感を表現するなど、その独創性が英国のインテリアデザイナーたちから高く評価されている商品です。
※ケントストアはマイランズ社の日本総代理店です。
チェア本体
:ダウニングストリート(品番:00835010M2)


チャーチチェア塗装後の感想

インテリアのアクセントになる、とてもスタイリッシュでクールなチャーチチェアに仕上がりました。
白・黒モノトーンインテリアや小悪魔的インテリアにも最適です。
またこちらのチャーチチェアは、背面にボックスが付いているタイプですので、ボックスの中にメニューを収納できたり、カフェやレストランなどの飲食店のチェアとして使用するのにも、とても便利なチェアです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。*が付いている欄は必須項目です。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)