イギリスアンティークのカレンダー(品番:2203012400)
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イースター(復活祭)は、年によって日付が変動する移動祝日です。
基本的には「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」ですが、キリスト教の宗派によって算出方法が異なる場合もあるようです。
そして、イースターは、キリスト教ではイエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスよりも、年間を通じて最も重要な行事とされているため、イースターの時期は、多くのキリスト教圏で休暇になります。
聖木曜日:ホーリーサースデー(Holy Thursday)
この日は、イエス・キリストが処刑にあう前日の夜の最後の晩餐(Last Supper)の日です。
教会では、聖餐式(せいさんしき)と呼ばれるミサや、洗足式が行われます。
聖金曜日:グッドフライデー(Good Friday)
イエス・キリストがゴルゴダの丘で十字架にかけられ処刑された日です。
イエス・キリストの受難の日ではありますが、イエス・キリストが人類の罪を背負い自らを捧げたことで人類が救われた、と言われているため「グッド(Good)」と呼ばれています。
教会では、自分たちの身代わりになったイエス・キリストに感謝し、お祈りをします。
復活徹夜祭:ブラックサタデー(Black Saturday)
イエス・キリストを追悼し、喪に服す日です。
教会では、夜通しでイエス・キリストの復活を待つミサが行われます。
また地域によっては、イエス・キリストを裏切った弟子のユダ(イスカリオテのユダ)を模した藁人形を焼き払う習慣もあるようです。
復活祭:イースターサンデー(Easter Sunday)
イエス・キリストが復活した日です。
「ハッピー・イースター!(Happy Easter!)」という挨拶を交わし、子供たちは室内や庭に隠した卵を探す「イースター・エッグハント」で遊んで楽しみます。
復活祭の翌日:イースターマンデー(Easter Monday)
イースターサンデーの翌日の月曜日は、家族や友人と過ごす祝日とされています。
2023年は・・・
・4月6日(木):ホーリーサースデー
・4月7日(金):グッドフライデー
・4月8日(土):ホーリーサタデー
・4月9日(日):イースターサンデー
・4月10日(月):イースターマンデー
になっています。
ちなみに、来年の2024年のイースターは、3月31日(日)です。
イギリスのイースター(復活祭)