工藝を我らに2021
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ケントアンティークスと資生堂が今年も 工藝品でコラボレーション
2015年から始まった資生堂が提案する美しい生活のための展覧会「工藝を我らに」。
2019年からは「第二次 工藝を我らに」として、「第一次 工藝を我らに」の趣旨を引き継ぎ、第一次メンバーの十四代 今泉今右衛門氏(陶藝)を要に、新たに参加した漆藝の中條伊穗理氏と水口 咲氏、金工の三代 受け継がれていく工藝品です。
工藝のもつ力、そして、この不安定で浮薄な時代に 真心を込めて制作された美しく確かな品々と生活を共にすることで得られる幸福を分かち合い 広く共有していただければと思います。
飾る、から使うへ
日々の生活の中で、毎日のように使うもの、眼に触れるもの、身の回りにあるもの。
美術館に収蔵されるような工藝品から、気軽に使える道具類、日用品までを組み合わせながら、一年12ヵ月の行事や室礼、料理などを想定しながら展示します。
※展示カタログ「工藝を我らに」より一部抜粋
帰宅
photo by: kentstore
寒い屋外から家に戻り、暖かさに安らぎながら帽子を脱ぎ、マフラーをはずします。
中條伊穂理の『カメレオンのフック』は、そのような場面を想定して作られました。
当初はカメレオンの口元に、額に入れた蒔絵の昆虫をセットする構想でしたが、虫ももう少し自由になりたかろうと、マフラーに止めてみました。
帰宅した家人を迎えるのは、内田鋼一の『緑青彩筒器』に生けた美男葛です。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋
ゲームテーブル
photo by: kentstore
壁面に沿う半円のテーブルは、天板を開くと円形のゲーム台になるゲームテーブルです。
小さな引き出しの下にある脚を引いて支えにします。
アンティーク家具の魅力の一つともいえるカブリオールレッグ(猫脚)の先に施されているのは「ボール&クロウ」デザイン。
「ボール&クロウ」とは、鷹やドラゴンの爪が玉を掴んでいるようなデザインのことで、知恵や幸せを授ける・富や権力を掴むという意味が込められており、縁起が良いといわれています。
午後のお茶
photo by: kentstore
今回、十四代 今右衛門が発表した鉢3種は、いずれも見込に大きく「寿」の文字が表現されています。
本来は寿ぎの器として用いるべきですが、本作には胴の内側にぐるりと花の文様が巡らせてあり、あたかも池を取り巻く水仙の花群を思わせました。
そこで思い浮かぶのはワーズワースの「水仙(The Daffodils)」で、器には英国の菓子を盛り、内田銅一の紅茶セットを選んで、午後のお茶の時間になりました。
こんな生活の楽しみ方もあろうかという取り合わせです。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋
オケージョナルテーブル
photo by: kentstore
「オケージョナル」とは「何にでも使える」とか「場合に応じて」というような意味。
デザインも幅広くどの空間に合わせることができ、小ぶりで場所を取らないため英国でもスタンダードで人気があります。
こちらは天板に見惚れるようなウォルナットの木目に加え、流れるように美しいインレイ(象嵌)を施しており、『午後のお茶』=アフタヌーンティーにぴったりのテーブルです。
チェア
photo by: kentstore
ビーチはブナ材のことで、強度があり傷がつきにくいのが特徴です。
華奢なデザインを活かしやすく、ガタやグラつきにも強いので丈夫ですので、ダイニングなどの日常使いにおススメです。
座面は美しい格子のブルーのファブリックに張り替えております。
冬の花
photo by: kentstore
この展覧会が始まるのは、2021年の1月です。
冬の花の代表として、椿の一枝を安達征良の『硝子絹糸紋片口』に生けました。
もともと酒器として作られた器ですが、黒ガラスと曇りガラスの境界線、水面、縁の線による三重の平行線の背後から伸びる枝が、透明性のある器ならではの効果を生み出しました。
机上に落ちる影とも相まって、花の印象が抽象的かつ凝縮されて浮かび上がっています。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋
コンソールテーブル
photo by: kentstore
「コンソールテーブル」とは装飾用の飾り棚のことで、主に壁面に設置します。
天板の片側が壁に沿うよう直線になっているものが多いですが、こちらは小ぶりながら円形ですので用途を選びません。
カブリオールレッグの脚先の「ボール&クロウ」は華奢でエレガントなデザインながら安定感があります。
書斎・1
photo by: kentstore
本も読めば文字も書く、やや年かさの男性のための書斎です。
中條伊穂理の『デスクトップルーペ入れ』は、机上で使う拡大鏡を収めるための器です。
乾漆で作った半球形のケースには螺鈿で鵞鳥の模様が施され、手元で用いる大切な道具のための、美しく楽しい工藝品になりました。
『ボールペン ホロホロ鳥』も中條の作品です。既製品の木地軸のペンに変り塗りで地模様を施し、ホロホロ鳥の蒔絵で飾りました。
鉄製のペーパーウェイトは三代 吉羽與兵衛の作品、壁には中條の蒔絵パネル、『蝶の額縁』を掛けて、骨太の家具が置かれた部屋の華やぎとしました。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋
デスク
photo by: kentstore
アンティークのデスクは、重厚かつ華麗なる雰囲気を演出してくれます。
こちらはデスクトップのレザーにゴールドのライニング、引き出しは豪華な彫刻が施され高級感のある一点です。
プライベートな書斎で、歴史とこだわりあるアンティーク家具と過ごすのは至福のひと時。
是非、あなたも自分だけの特別な工藝をみつけてください。
書斎・2
photo by: kentstore
「書斎・1」が男性のための書斎ならば、こちらはやや線が細い、女性のための書斎のイメージです。
手紙を書いている最中の想定で、中條伊穂理による蒔絵の『ボールペン魚と花』や『芯ホルダー蝸牛』が机上に置かれています。
十四代 今右衛門『色絵雪花薄墨墨はじき松梅文香合』は切手入れに見立てています。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋
ビューローブックケース
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ビューローブックケースは、デスクの機能と収納を兼ね備えたビューローに、さらに上部にブックケースを備えた家具です。
デスクを開いた状態でも場所を取らず、省スペース。
また美しい彫刻が施されているものもあり、優雅な雰囲気のインテリアを演出していただけます。
こちらはブックケース部分にステンドグラス扉がデザインされておりエレガントなデザインです。
野の花
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この場面を撮影したのは、2020年の10月で、安達征良の『硝子絹糸紋花入レ』に、秋の野花を生けています。 吾亦紅、藤袴、嵯峨菊、野菊、河原撫子、糸芒、紫と白の秋の丁子草。
いずれもゆかしい花々です。
可憐な表情には、室内に秋野が再現された趣がありました。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋
ティーテーブル
photo by: kentstore
ティータイムを楽しむためのテーブル。天板は丸型のものから四角いものまであります。 こちらは八角形の美しいデザイン。 お気に入りの鉢植えを飾ったり、ワインテーブルのように使用したりと様々な用途にご使用いただけます。
子供の情景
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曲木の椅子は1930年代に子供用として作られたもので、座面はウィリアム・モリスデザインの綿布で張り替えられています。
果物を入れた富本憲吉の『土焼染付蓼模様向付』は、今は向付と銘打たれていますが、そもそもは幼かった子供たちのために富本が自ら作った器でした。
中條伊穂理の『草文皿』には焼菓子を、フォークは果物のための用意です。
安達征良の『硝子絹糸紋麦酒器』に飲物を注いで、ぬいぐるみも一緒のおやつの時間です。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋/p>
ベントウッドキッズチェア with William Morris
photo by: kentstore
ベントウッドチェアの定番といえば、こちらのダブルループです。
背もたれが2つの湾曲した木材でできています。
キッズサイズですが、硬くて丈夫なビーチ材ですので大人の方が座っても大丈夫なほど耐久性に優れています。
座面はウィリアム・モリスの人気柄『イチゴ泥棒』。
ベントウッドキッズチェア with William Morris
photo by: kentstore
背もたれが2つの湾曲した木材でできていることからダブルループと呼ばれています。
アームの曲木の曲線も美しいキッズチェアはこちらもウィリアム・モリスの人気柄『イチゴ泥棒』の座面に。
違う色目でも統一感をだしていただけ、お部屋が華やぎます。
コーヒーテーブル
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ソファなどでくつろぎながら、コーヒーや紅茶を飲むためにつくられたのがコーヒーテーブルです。 ソファに座った状態で使用するテーブルとして程よい高さにつくられています。
八角形の天板は壁面に沿わせることもでき、太めの脚が安定感もありますのでパソコンなどの作業や軽食を取るテーブルとしてもお使いいただけます。
鏡台
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十四代 今右衛門の『色絵吹墨墨はじき雪文化粧具入揃』から、『ハットピン入れ』、『小物入れ』、『パフ入れ』を用いました。
このセットは「工藝を我らに 二〇一七」の出品作で、昭和初期に宮内省から用命を受けて皇室に納めた一揃えを、十四代 今右衛門が現代に復刻したものです。
当時とは装いが変わり、用いられなくなった『ハットピン入れ』には化粧筆を立てました。
中條伊穂理の『ピンのアクセサリー』は3種。いずれも薄い銀の板を切り抜き、蒔絵と螺鈿で加飾してあります。鏡の前で、衣装に合わせながら矯めつ眇めつも楽しい時間です。
※展示カタログ「工藝を我らに」より抜粋
ドレッシングチェスト
photo by: kentstore
ドレッシングチェストは、ドレッサーとチェストの機能を兼ね備えた家具です。
ミラーの空間を広く見せてくれる効果を活かし、サイドボードを置く感覚でリビングに置いていただくのもアイディアです。
※通常はチェストと鏡が一体になっておりますが、デザインによっては外せます。
こちらは美しい彫刻が施され、シンプルなシルエットながら優雅な雰囲気。
3段の引き出しがあり収納力も兼ね備えております。
資生堂が提案する美しい生活のための展覧会 第二次 工藝を我らに 第二回展
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会期:1月19日(火)~ 4月23日(金)
休館日:土・日・月曜日(祝日・振替休日の場合も休館)
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
会場:資生堂アートハウス
静岡県掛川市下俣751-1(〒436-0025)
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