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ヴィンテージなアーコールチェアとコーディネート
アーコール(ERCOL)とは アーコールのどんな場所にも溶け込みやすいデザインは、 アンティーク家具を更に惹きたてます。 今回アーコールチェア(オールドコロニアルシリーズ デザインNo.714 ファンバックチェア)と合わせたのは、ワインテイスティングテーブル。 ひねりあるデザインの、ワインテイスティングテーブルを合わせることで、両者の良さがさらに引き立つ様に見えませんか? アーコールの節のデザインに合わせて、テーブルも似た雰囲気の節のあるデザインを選びました。 また、色味のトーンを合わせることで、統一感も増し、お部屋のインテリアがぐっと締まって見えると思います。 ファンバックチェアは、ウィンザーチェアの中で、最も古い形と言われているコムバックチェアから派生したチェアで、背棒が座面から笠木に向かって扇(ファン)のように広がるようにつながっているデザインの椅子です。 便利なワインテイスティング
2021.8.19 -
ケントのこだわり修理(抽斗編)
日本人家具職人の匠の技 上の画像は、チェストのストッパーです。ストッパーは抽斗が落ちるのを防ぐためについています。 オリジナル(イギリスで製造された当時のもの)が劣化している場合はすべて新しく作り変えていきます。 ケントストアが提供するこだわりのチェスト ケントストア静岡工場で修理された、こだわりのチェストは、静岡本店、東京目黒店にご用意しております。 ぜひお越し下さいませ。ご来店を心よりお待ちしております。 静岡本店 TEL : 054-204-7003 ⬅ スマートフォンの方はこちらをクリック 東京目黒店 TEL : 03-6420-0548 ⬅スマートフォンの方はこちらをクリック また、ケントストアオンラインショップでは、修理を施したチェストはもちろん、これから修理する未修理品のチェストも掲載しております。 ぜひご覧くださいませ。 チェストのお買い物ペ
2021.8.17 -
ケントのこだわり修理( ディスプレイキャビネットの扉)
ケントストアこだわりの一貫修理 上記の左画像をみていただくと、ディスプレイキャビネットの本体と扉部分が上にいくについれて、わずかな隙間ができているのが分かります。 この隙間だけを見ると、不具合ではないかと思われる方もいるかもしれません。 しかし、右画像をよくみると、丁番の箇所に薄い板があります。 これが、ケントが追及する修理です。 扉と本体が、正面、サイド、すべてぴったりと合うキャビネットがもちろん理想ですが、 約100年もの時を経ている家具の扉は、長年の使用や天然木だこらこそ起こり得る木の変化などにより、 扉自体に反りやねじれが生じているものもあります。 そういったアンティークのディスプレイキャビネットの修理において重要視することは、重要な可動部分である扉の開閉に問題がないように、隙間、角度の調整を行うことです。 そして、ディスプレイキャビネットは、その名の通り、ディスプレイするためのキ
2021.8.12 -
ケントのこだわり修理( ドローリーフテーブル 天板の隙間)
ケントストアが提供する日本基準の高品質な修理 上記の修理工程では紹介しきれなかったドローリーフテーブルの修理、ケントストアのとことん追求した「こだわり」修理をご紹介します。 ドローリーフテーブルの天板と天板の中央部分から左右に開く天板リーフの間には、わずか1.5mm~2.5mmの隙間を空けております。 左画像のドローリーフテーブル全体をみても隙間があることは気が付かないレベルです。 よくみると、ミリ単位のわずかな隙間を発見することができます。 隙間があると、逆に不安に思われる方もいるかもしれません。 中には、修理ミスではないかと思われる方も。 いえいえ!このわずかな隙間は、敢えて空けているのです。 理由は、天板を収納するときに、わずかな隙間がないと天板が持ち上がりにくく、天板の伸縮がやりづらくなるからです。 毎日使用するテーブルだからこそ、安心安全、そして快適に使用いただけるよう、ケントの
2021.7.28 -
イギリス発祥 パブの代名詞 パイントグラスとは
イギリス人とパブ パイントグラスを語るうえで、まず最初に「パブ Pub」について、ちょっとお話します。 イギリスといえばパブ!!というほど、イギリスには、ロンドンから地方までイギリス全土にパブが存在します。その数、何と 50,000軒にも上ります。 日本のコンビニエンスストアの店舗数が55,890店舗(※コンビニエンスストア統計データより: 2021年6月時点)ありますので、パブがいかにイギリスに多く存在するかが分かります。 イギリスのパブは「酒場」としてだけでなく、その名の通りパブリック・ハウス。 お酒を楽しむだけでなく、スポーツ観戦、友人との集い、キッズフレンドリーのパブもあったり・・・ まさに、老若男女多くの人々の憩いの場として親しまれています。 パブの歴史 パブの歴史は古く16世紀ごろから存在しており「公共の用を供する建物」という意味で使用されていました。 現在のように「酒場」の意
2021.7.22 -
イギリス陶磁器ブランド ロイヤルドルトンとは
イギリス陶磁器ブランド「ロイヤルドルトン」 イギリスの伝統的食器ブランドの一つ、ロイヤルドルトン「Royal Doulton」。 ケントストアの取り扱う食器の中でも人気アイテムで、都会的でスタイリッシュなシリーズが多くあります。 今回は、ウェッジウッド「Wedgwood」に続き、ロイヤルドルトン「Royal Doulton」についてのお話です。 ロイヤルドルトンの始まり 出典:Royal Doulton(1840 Doulton & Watts Lambeth High Street Factory) ロイヤルドルトンは、1815年にジョン・ドルトンによりイギリス、ロンドンのヴォクソール (Vauxhall) と呼ばれる川辺の地で始まりました。 ビックベンからテムズ川を渡って約1キロ の場所、ロンドンの中心街に位置します。 ジョン・ドルトンは手持ちの100£(ポンド)をもとに事業を
2021.7.13 -
家具をペンキで塗ってみました!(チャーチチェア編)
アンティークのチャーチチェアをペンキで塗る 教会に潜む天使と悪魔 チャーチチェアとは、教会の礼拝堂で使用されていたチェアです。 十字架の模様が彫られたデザインや背もたれの後ろに聖書を入れるポケットがあるもの、また肘をつきお祈りを捧げるために背もたれのトップ(笠木)がフラットになっているものなど、様々な種類があります。 教会といえば、どのようなイメージを持たれますか? 教会は結婚式のイメージが強いため、「天使」「白」「ステンドグラスが綺麗!!」など明るい印象をもたれている方も多いと思います。 その反対に、「暗い」「悪魔」「黒」「アメリカの大ヒットドラマ スーパーナチュラル(Supernatural)」などダークなイメージを持たれている方も少なくないはず。 今回はお客様のご要望もあり、「ダーク」なイメージのチャーチチェアを作ることにしました。 チャーチチェアの塗装方法 チャーチチェアの木工修理
2021.7.1 -
アンティーク家具の塗装を剥がしてみるとどうなる?
ドローリーフテーブルの塗装を剥がしてみる 剥離仕上げのドローリーフテーブルは、表情豊かなナチュラル感と素朴感が生まれました。 何より、パティナと呼ばれるアンティークならではの傷や、繊細に作り上げられた彫り部分に完全に落としきれない古い塗料が残ったことで、家具に濃淡の表情を現わせることができました。 木の持つ本来の顔とアンティークならではの味わいを楽しむことができ、またこれらかの木材の経年変化を暮らしを通して感じることのできるスタイルになっていると思います。 塗料・ワックスのお買い物ページはこちら
2021.6.30 -
「ウェッジウッド」創設者ジョサイア・ウェッジウッドとは
イギリス陶磁器ブランド「ウェッジウッド」 イギリスの伝統的な食器ブランドの一つ、ウェッジウッド「Wedgwood」をご存じの方は多いと思います。 ウェッジウッドは約260年という歴史があり、伝統を守りながらも時代と共に機能性とデザイン性を追求し続けている洋食器ブランドで、世界中の人に愛されています。 今回はこのウェッジウッドの創設者 ジョサイア・ウェッジウッド(Josiah Wedgwood )についてのお話です。 「英国陶工の父」ジョサイア・ウェッジウッド 出典:Wedgwood ジョサイア・ウェッジウッドは黒人奴隷解放の運動一つとして Jasper medallion(碧玉のメダル) を製作しました。 メダルの文字には "AM I NOT A MAN, AND A BROTHER?" と書いてあり、Man というのは男性という意味の他に「人間」という意味、Brother というのは「仲
2021.6.22 -
馬毛で作られたアンティーク家具の椅子
馬毛とは何に使われる? 動物の毛を使って作られるものは、様々あります。 羊の毛からは羊毛・ウール・カシミヤ・毛糸など、アンゴラウサギからはアンゴラ、またカイコガが作る繭からは絹(シルク)など。 これらは大変馴染みがありますね。 「馬毛」といえば、尾(しっぽ)の毛で作られるバイオリンの弓、その他歯ブラシなどもあります。 小学校の教科書に掲載されている「スーホの白い馬」にも登場した馬頭琴も有名です。 動物の毛は、現代のように石油で繊維が作られるようになる前は、特に必要不可欠なものでした。 今回は、当時アンティーク家具には必須であった「馬毛」についてご紹介します。 イギリスと馬の歴史 イギリスの街を歩いていると、郊外だけでなくロンドンでも馬に乗った人、馬車、騎馬警官や騎馬隊の姿を多く見ます。 少し田舎にいくと「馬注意!」の標識も見ることができます。 また、イギリスには気軽に乗馬を体験できる乗馬セ
2021.6.11 -
椅子の座面を張替えてみよう(ベントウッドチェア編)
アンティークのベントウッドチェアをリニューアル
2021.5.24 -
家具をペンキで塗ってみました!(チェスト編)
チェストをペンキで塗ってみました 全体 :メイフェアダーク(ネイビー) ハンドル :プリムローズヒル(グリーン) :ピュアホワイト(白) :コベントガーデンフローラル(ピンク) :ゴールデンスクエア(黄色) :イートンスクエア(水色) :アーツクラブ(赤) チェスト塗装後の感想 床の色を選ばず、合わせやすいチェストに仕上がりました。 丸みを帯びたハンドルが色を付けたことによりアクセントになり、とても可愛らし表情になりました。 ここには何をいれようかな?こっちの引き出しにはこれかな?お子様の笑顔が想像できる、そんな楽しい、わくわくするチェストです。 チェストのお買い物ページはこちら 塗料のお買い物ページはこちら
2021.5.23
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