【アンティークの修理実例】ネストテーブル ケントストア ブログ 修理実績 - 2022/10/26 14:00 0コメント ネストテーブル修理のご依頼 家具の修理に関して、実際にお客様からご依頼を承りました修理についてご紹介いたします。 今回は、ネストテーブルの修理についてです。 【お客様からのご質問】 汚くて、ぐらつきのあるネストテーブルです。 3つとも表面を綺麗に、ぐらつきを直す修理をお願いしたいです。(K様) 【ケントストアからのご提案】 「再塗装について」 剥離をして再塗装を行うため、現状の風合いではなく、綺麗な仕上がりとなります。 再塗装は天板のみをご希望でお間違いないでしょうか? 脚の色合いに合わせ塗料を調合し再塗装いたしますが、仕上がりに多少の差異がでる可能性がございますので、予めご了承くださいませ。 また、ラッカー塗装での塗装となります。 ※ラッカー塗装は、ニスより耐久性があるので、買った当時の仕上がりの状態が長持ちします。 デメリットは、部分的な補修がニスに比べて難しいことです。 「グラ直しについて」 ネストテーブル3点のグラ直しを行います。 全体的にグラつきがあるようですので、必要箇所を分解してから再接着し組み直します。 「追加修理について」 静岡工場に送っていただいたネストテーブルを拝見しましたところ、ネストテーブルの天板ですが、10か所ほど突板に浮きがみられます。 (下写真は浮いている箇所(一部)のお写真となります) 突板の浮きは浮いている箇所全てを接着・圧着し、タッチアップを施すことで修復することができます。 また、ネストテーブルの飾り棒(丸棒)の先が折れて長さが足りないようでした。 (下写真矢印の部分です) 折れている丸棒は、新しく製作し交換することができます。 【お客様からのご依頼内容】 ラッカーで天板のみの剥離再塗装をお願い致します。 また追加の修理、突板の補修と丸棒の交換もお願いいたします。 修理時間・料金 【修理時間】 お預かり後 3週間 (※工場の混み具合により前後します。ご了承くださいませ。) 【料金】 グラ直し テーブル3点:25,000円 天板のみ剥離再塗装:28,000円 突板補修:23,000円 丸棒交換:21,000円 配送料金:ヤマトらくらく家財宅急便 Aランク (※お住まいの地域によって配送料金は異なります。 また、ネストテーブルは入れ子式ですので、中・小サイズを大テーブルに収納した状態できるものであれば大テーブルのサイズにて配送料金を算出しますが、中にしまうことができない場合は、1点づつ配送料金を算出する必要があります。) 修理後のネストテーブル K様より 「この度は大変お世話になりました。無事に届きました。また取り扱いについてのアドバイスありがとうございます。デザインは気に入っていたものの、譲り受けた時から状態が悪く、大切にできませんでした。これからは十分取り扱いに気をつけて大切に使いたいと思います。またショップも立ち寄りたいと思います。ありがとうございました! 」 大変あたたたかいお褒めの言葉をいただきました。 K様ありがとうございました。 心より御礼申し上げます。 ケントストアの修理実績 ケントファクトリーでは、一般のお客様はもちろんのこと、大手インテリアショップの請負修理を何社も担っております。 アンティーク家具を扱うにあたって最も大切なことは「リペア」だとケントストアは考えます。 「リペア」とは「修理」という意味だけでなく「回復」という意味もあります。 ただ壊れた箇所を修理するのではなくサスティナブルで持続可能なアンティーク家具へと循環させ蘇えらせることで、 日本のお客様が安心してずっと使い続けられる英国アンティーク家具になります。 さらに魅力的な英国アンティーク家具にするために、 金具・レザーなどの装飾品から塗料テクスチャーに至るまで全てイギリスから直輸入したマテリアルを使用しています。 家具産地の静岡にあるケントファクトリーで経験豊富な職人が自信を持ってそれらの材料を使用し修理します。 家具業界からも認められているケントの修理技術。 必ず満足していただけると確信しております。 静岡本店 TEL : 054-204-7003 ⬅ スマートフォンの方はこちらをクリック 東京目黒店 TEL : 03-6420-0548 ⬅スマートフォンの方はこちらをクリック ケントストアでは多種多様なイギリスアンティーク家具を取り扱っております。 経験豊富な職人が自信を持って修理しましたアンティーク家具をぜひご覧くださいませ。 アンティーク家具のお買い物はこちら ブログのトップページはこちら Like おすすめ記事 【アンティークの修理実例】ダイニングテーブル 【アンティークの修理実例】蓄音機・上蓋の天板修理 【アンティークの修理実例】アンティークチェアの背面・座面張替え 関連記事 2023年【ワクチン証明書提示不要】日本帰国前 Visit Japan Webサービス の登録方法を分かりやすくご紹介 新入荷アンティーク家具のご紹介「アーコール シスルバックチェア」 シュガーシフタースプーン イギリスアンティークのロッキングチェア 【徹底解説】クイーンアン様式 建築物と家具の特徴 【アンティークの修理実例】アンティークチェアの座面張り替えとぐらつき修理 【徹底解説】リージェンシー様式 家具の特徴 【徹底解説】エリザベス様式 建築物と家具の特徴 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。*が付いている欄は必須項目です。コメント * 名前 * メール * 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)