番組で紹介したペイントチェア
photo by: kent_buyer
Mylandsは150年以上の歴史ある塗料メーカーで王室のワラントホルダーいわゆる英国王室御用達として扱われて評価されている会社です。
ケントアンティークでもアンティーク家具を修理するのにこの塗料は不可欠で、設立当初より30年に渡りステインやポリッシュ、ニスを使用しています。
実はこのMylands塗料はペンキも作られて材料には大理石を粉砕したパウダーが入っていて塗膜を強くしたり自然なマット感を出したりとその材料やレシピにも相当こだわりを持っています。
映画ではハリーポッターや007、ダウントンアビー、バービーなど、Mylands塗料を使っていない映画はないほど、あらゆる映画やTV番組のセットで利用されています。理由は色の豊富さ、そして古今東西、和洋とどんな色も作り出す特殊な機械とそれを作り出す職人技は他のメーカーの追随を許しません。
今回はこのMylandsペイントを使ってアンティークチェアに塗装を施し、10年後、20年後の変化を楽しみ、そのお手入れにより未知の美しさを育てようとチャレンジしました。
番組ではチェアーを何色で塗るか?本当に迷いました。
アンティーク家具はただの色のコーディネートではないと私は思っています。
元の色が同じであったとしても時間経過や使用環境、木材の酸化など家具の色は変化します。それがアンティークの風合いであり魅力なのです。ですからアンティーク家具は和家具と合わせてもマッチします。モダンな空間にも溶け込みます。それはこの風化からくる馴染みなのだと思います。これをアンティーク用語としてパティーナと言ったりします。
今回はどのように風化して味わいを出していくか。そのためにをベースカラーは何色にするかを考えました。
せかほしでのイギリスアンティークの回、私は観ていなくて是非観たいと思いました。春馬君が、樋口さんが緊張しないように声をかけていたとの事、優しいなぁMCの2人に素敵なカップでお茶を入れてくださったとのこと。あぁ、観たいお店の方にも伺いたいと思います。春馬君との思い出を語って頂き本当にありがとうございました✨
コメントをくださりありがとうございます
NHKの人気番組「世界はほしいモノにあふれている」通称せかほしに出演させていただいたきっかけで、三浦春馬さんのファンの方から沢山のメッセージをいただいております。
私が接した三浦春馬さんとのエピソードを、このように書き残しファンの方と共有する事で、少しでも癒しや喜びになればと思いブログへ投稿させていただきました。
今後も三浦春馬さんとのエピソードを思い出しながら追記していきたいと思います。
ケントストア目黒店には、せかほしの番組で三浦春馬さんが使用したアンティーク雑貨なども、ファンの方にご覧いただけるように展示しております。ケントストア目黒店にご来店の際には是非ご覧いただき、想い出を作っていただけましたら幸いです。