【英国音楽コラム】最も偉大なギタリスト
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英国音楽コラム第10回【イギリス音楽のルーツ】
皆様、こんにちは。
今日のブログは、【イギリスの音楽の話】を紹介していきます。
前回は、ギタリスト エリック・クラプトンについてお話ししましたが、今回もイギリス出身のギタリストについてお話していきます。
前回もお話しましたが「イギリス出身のアーティストは沢山いる」と散々ブログでお話ししています。
では、イギリス出身のギタリストってどれくらいいるの?というお話しからしていきましょう。
歴史ある音楽雑誌「ローリングストーン誌」
1967年創刊の雑誌「ローリングストーン」は、音楽や政治を取り扱うアメリカ・サンフランシスコ生まれの雑誌です。
ローリングストーンという名前は、イギリス出身のロックバンド、ローリングストーンも由来のひとつなのは有名なエピソードですよね。
1973年、ローリングストーンジャパンから日本版が刊行されましたが、3年ほどで廃刊。
当時は、様々な雑誌を通じてアメリカ版のローリングストーン誌の一部を日本語に翻訳し刊行していたようです。
日本語版のローリングストーン誌が復刊されたのは2007年で、その後リニューアル復刊などが行われており、現在では、アメリカ版や各国語での掲載もしているようで世界的にファンの多い雑誌となっています。
さて、2011発行のアメリカ版ローリングストーン誌が選んだ「最も偉大なギタリスト100人ランキング」という記事があります。
投票したのは、当時の編集者や著名人、音楽プロデューサーなどの音楽関係者だそうです。
ちなみに他にも「最も偉大な(グレイテスト)○○シリーズ」はたくさんあるようで、興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
「最も偉大なギタリスト100人ランキング」
そのランキングの中身を10位までご紹介しましょう。
◆1位:ジミ・ヘンドリックス
1942年アメリカ・シアトル生まれ 左利きでありながら右利き用のギターをさかさまにして演奏していたり、ひとりで弾いているとは思えないギターテクニックなどの派手な演奏やパフォーマンスが多い。エレキギターの表現方法を格段に広げ、アメリカの伝統的なブルースをベースにしながら誰も聞いたことのないようなサウンドを創り上げた彼は、没後50年経った今でも伝説的ギタリストとして語られている。
◆2位:エリック・クラプトン
1945年イギリス生まれ。世界で最も影響力のあるミュージシャン・シンガーソングライター。
詳しくは前回のブログ 【英国音楽コラム】伝説のギタリスト「エリック・クラプトン」 をご覧ください。
◆3位:ジミー・ペイジ
1944年イギリス・ロンドン生まれ エリック・クラプトン、ジェフ・ベックと並び世界三大ロックギタリストと言われている。ハードロック界の代表バンド「レッド・ツエッペリン」のギタリスト兼リーダー。現在はミュージシャンとしての活動だけでなく音楽プロデューサーも手掛けている。
◆4位:キース・リチャーズ
1973年イングランド地方 ケント州生まれ ミック・ジャガー、ブライアン・ジョーンズとともにローリングストーンズを結成。「ジャガー/リチャーズ」の名前で多くのヒット曲を生み出している。
◆5位:ジェフ・ベック
1944年イギリス・ロンドン生まれ エリック・クラプトン脱退後ヤードバーズにてギタリストして活躍。若干20歳の若さで高度なギターテクニックを持ち、1965年夏にヤードバーズとして初の全米公演を成功させる。ヤードバーズ脱退後もソロ活動を成功させ幅広く活動を続けた。
◆6位:BBキング
1925年アメリカ生まれ ブルース界に多大な影響を与え「キング・オブ・ブルース」と呼ばれている。自分のギターにルシールと名付け、こだわりを持って作られたルシールで奏でられる音は多くの人を魅了した。
◆7位:チャック・ベリー
1926年アメリカ生まれ ロックンロール創始者のひとりと言われており、ローリングストーン誌「歴史上もっとも偉大なシンガー100人」の41位にランクインしている。
◆8位:エディ・ヴァン・ヘイレン
1955年オランダ生まれ ハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリスト。「もっとも影響を受けたギタリストはエリッククラプトンだけだ」と話し、兄のアレックスをドラムに迎え「ヴァン・ヘイレン」を結成。
◆9位:デュアン・オールマン
1946年アメリカ・テネシー州生まれ オールマン・ブラザーズ・バンドのリードギター兼リーダー。セッション・ミュージシャンとしても活躍し様々なミュージシャンの作品に参加している。
◆10位:ビート・タウンゼント
イギリス・ロンドン生まれ ミュージシャンであり小説家。ザ・フーのギタリスト。ザ・フーのステージでは目玉のギターを破壊するパフォーマンスでファンを派手に盛り上げた。
さあ、ここまで1位から10位の10人をざっくりご紹介しましたが、10人中5人がイギリス出身でした。
時代のロックンロールの最先端はイギリスにあった、というところでしょうか。
文化の発展が大きな町だったことがよく分かります。
エリッククラプトンに影響されたアーティストも多く、彼がロックの道を切り開いていったことがこのランキングからでも読み取れますね。
音楽の世界は流行りもありますが、その中でも流行りに流されないテクニックや斬新なパフォーマンスが人々を熱狂させ続けているのでしょう。
これは、アンティーク家具にも通じるところがあるように感じます。
家具にも流行りのデザインがあったりするけれど、ベーシックなスタイルも忘れない。
いいものをこれからもずっといいものにしていくのは、それに憧れて受け継ぐ人やそれを超えたいと思う人々。
ケントストアのアンティーク家具は、職人がひとつひとつ手作業で仕上げています。
今までの状態よりももっと使いやすい家具へ、もっと価値を見出せる家具へ、と。
ギタリストのように、いつまでも色褪せず愛される家具になれるように。
是非店舗にて、ケントクオリティのアンティーク家具をご覧ください。
次回も、イギリスの音楽文化について更新していきますので、どうぞお楽しみに。
商品に関すること等、お気軽にお問い合わせくださいませ。