ロンドンバスはなぜ生まれたの?
- 2020/12/21 11:00
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だれもが一度は見たことがあるロンドン街中のシンボルの一つ、ロンドンバス
ロンドン市内には、赤色で二階建てであることが特徴のたくさんのバスがロンドン市内を走行しています。
なぜこのバスは赤色で二階建てなのでしょうか? ロンドンバスの誕生を見てみましょう!
1800年代中盤 人々は馬車を使っており、馬車が庶民の足となる一方で、人気を博した当時の馬車では慢性的な輸送力不足が問題となっていました。
そこで席がない人々は馬車の屋根に上り始めたため、次第に二階建ての馬車が運行されるように。
つまり二階建てのバスの始まりは馬車の輸送力不足を補うための二階建ての馬車が始まりでした。
1900年代になるとモーターを使ったバスが運行され始め、その時にはすでに全てのバスではないものの赤色のバスは運航されていたと言われています。
1920年代初頭になると運賃の価格競争、バス会社同士の競争が始まり、ロンドン市内バス事業の統合でバス事業者兼メーカーにより異なっていた配色が市内バスシェアのトップであったLGOC社の赤色に統一されることになりました。
現在では8000台を超える赤色のバスがロンドン市内を走行し、ロンドン市民はもとより世界中から来る観光客に親しまれています。
ちなみにバスが塗られている赤色は公式に色番が決まっており「パントン(Pantone)485C」と呼ばれる色となっています。
今回あらためて調べてみて、ロンドンバスは馬車の時代からの名残りであることを知りイギリスの歴史を感じました。そして何より屋根に乗っていたロンドン市民の行動力にもびっくりです!
ぜひ一度本場のロンドンバスに乗車してみたいです。
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クリスマスレッドでもある、ロンドンバスのアイテムをプレゼントにしてはいかがでしょう?
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