ケントのこだわり修理( ディスプレイキャビネットの扉)

- 2021/8/12 12:00
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ケントストアこだわりの一貫修理

ケントストアKENTSTORE静岡工場アンティーク家具の修理

我々はアンティーク家具の修理を、どこよりも品質の高いものに仕上げることを目指し、実践しています。

約1000㎡の面積を持つケントファクトリー(ケントアンティーク家具直営工場及び倉庫)では、マニュファクチュール(自社一貫生産)を自らの使命と考え、教育と経験に裏づけされた熟練の家具職人が修理に携わります。
木工・剥離・塗装修理からパーツ製作、布地張替、ガラス交換、レザー加工、金具取付交換、付属品整備、クリーニング及び新規製作、改造まで、あらゆる修理を自社で取り組み、品質の高いアンティーク家具の再生に取り組んでいます。

アンティーク家具の修理で大切なことは、単に壊れた個所を直すだけではなく、これから先の世代にも受け継がれる修理を施すことだとケントアンティーク家具では考えています。
いつの時代にもアンティークの持つ成熟した豊かさを伝承し遺すために必要な努力だと思います。
このようなマニュファクチュールに基づくアンティーク家具の修理に対する考え方は、ケントアンティーク家具が更なる品質と信頼性の向上を目指してたゆみなく挑戦し続けることと、時代に流されない良質なものを自らの手で生産し、遺し続けることを意味しています。
こだわりを極める技術と量産を排して生産されるケントアンティーク家具の商品群は、高い品質と信頼性が保たれており、多くのお客様から賞賛を集めています。



ディスプレイキャビネットの扉の調整

ケントストアのキャビネットこだわり修理


上記の左画像をみていただくと、ディスプレイキャビネットの本体と扉部分が上にいくについれて、わずかな隙間ができているのが分かります。
この隙間だけを見ると、不具合ではないかと思われる方もいるかもしれません。
しかし、右画像をよくみると、丁番の箇所に薄い板があります。

これが、ケントが追及する修理です。
扉と本体が、正面、サイド、すべてぴったりと合うキャビネットがもちろん理想ですが、
約100年もの時を経ている家具の扉は、長年の使用や天然木だこらこそ起こり得る木の変化などにより、
扉自体に反りやねじれが生じているものもあります。
そういったアンティークのディスプレイキャビネットの修理において重要視することは、重要な可動部分である扉の開閉に問題がないように、隙間、角度の調整を行うことです。

そして、ディスプレイキャビネットは、その名の通り、ディスプレイするためのキャビネットです。
キャビネットの中には大切なものを美しく飾ります。どこからみて美しく飾るか、当然正面からです。
ゆえにキャビネットの正面の扉の位置も正確に合っていなければなりません。
ケントの修理では、正面の上下左右を合わせることを優先します。
そして、どうしてもサイドにずれが生じる場合は、蝶番に薄い板をはさむことで、隙間を作らないように、限界ぎりぎりまで調整していきます。



ケントの追求した修理方法

ケントアンティークのディスプレイキャビネットこだわりの修理

ディスプレイキャビネットの重要な可動部分になる扉は、まずゆがみ・伸びなどで変形した蝶番を全て外し、打ち直して修理を行います。
扉自体に反り・ねじれがある場合は、開閉に問題がないように、隙間・角度の調整を行います。
また、隙間は上下左右で他の部分にスレたりしないよう均等に取って行います。
そして、閉めた扉が自然に開いてきたりしないようにマグネットキャッチを採用しおります。(画像上)
ディスプレイキャビネットの背板、棚板に生地は貼ってあるものは、全て新しい生地に張替えをします。
ガラスは、最大限オリジナルを活かしますが、ヒビや割れ、欠けているものは全て新しガラスに交換します。
またガラスを固定しているコーキングに劣化があれば、古いものを除去して、アンティーク家具とよく馴染むイギリスから取り寄せたコーキング材を使用し直していきます。



ケントストアが提供するこだわりのディスプレイキャビネット

ケントストア静岡工場で修理された、こだわりのディスプレイキャビネットは、静岡本店、東京目黒店にご用意しております。ぜひお越し下さいませ。ご来店を心よりお待ちしております。


静岡本店 TEL : 054-204-7003 ⬅ スマートフォンの方はこちらをクリック
東京目黒店 TEL : 03-6420-0548 ⬅スマートフォンの方はこちらをクリック  


また、ケントストアオンラインショップでは、修理を施したディスプレイキャビネットはもちろん、これから修理する未修理品のディスプレイキャビネットも掲載しております。
ぜひご覧くださいませ。


 

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