カップボードとは?
サイドボードの上にプレートを並べる棚がついた食器棚付き調理台です。
英国ではこのような食器棚(カップボード)を実は「ドレッサー」と呼びます。
中世におけるドレッサーは本棚のような形状の家具を指し、調理をする食材などを置くために使用されていました。
16世紀に入ると居間などでお皿を飾るためと変化し、17世紀後半から18世紀にはその本棚の形状の家具の下にお皿やカトラリーを収納するための引き出し付きサイドテーブルやサイドボードが加えられ、現在の姿となりました。
※英国では食器棚をドレッサーと呼び、アメリカでは化粧箪笥や鏡台をドレッサーと呼びます。
カップボードの上台棚板の部分には、プレートを立てて並べられるように、溝が板に刻まれています。