【英国朝食の定番】イギリス人の大好物!イングリッシュブレックファーストの肉とは~ソーセージ ケントアンティークのイギリス情報 ケントストア ブログ - 2023/2/22 20:00 0コメント バラエティー豊かなおかずがワンプレートを彩るイギリスの朝食。 普段日本では見かけない食材を毎週1種類ずつご紹介していきます。Vol.4です。 イギリスのソーセージの食べ方と種類 photo by:The English Breakfast Society 先週はバックベーコンについて紹介しましたが、今回はイギリスのソーセージについてご紹介します。 イギリスは歴史あるソーセージ食の国であり、全国で400種類以上のソーセージが生産されているといいます。 朝食のフルイングリッシュブレックファーストでは、ベーコンに加えソーセージもつくのですが、 イングリッシュ・ブレックファストを食べないときも、ソーセージは他の調理方法でよく口にします。 たとえば、庶民的な食事の代表といえる「バンガーズ・アンド・マッシュ」。マッシュポテトと一緒にグレイビーソースをかけて食べます。ベーカリーには必ず「ソーセージロール」が売られていますし、町のフィッシュ&チップス屋さんでは「衣をつけて揚げたソーセージ」などがあります。 イギリスのソーセージ「バンガーズ Bangers」 先ほど、イングリッシュブレックファースト以外でのソーセージの庶民的な食事の代表といえる、 「バンガーズ・アンド・マッシュ」をご紹介しましたが、この『バンガーズ Bangers』とはソーセージを意味します。 イギリスのソーセージが『バンガーズ』と呼ばれるようになったのは第一次世界大戦中のことで、当時はソーセージの俗称でした。ソーセージを焼くと鍋の中で爆発することがあった名残で、口語的に使われるようになったようです。 今でもたまに起こりますが、フォークをソーセージに刺さないと堅い皮が縮みバンッ!っとびっくりすることがありますね。 当時は、使用していた安いソーセージの中身の材料が原因でも起こりました。両大戦中は肉が少なかったので、脂肪分や安い充填物を多く入れていたため、熱で急速に膨張し、フライパンの中でソーセージが激しく破裂しまうことがあったようです。 「焼くとバンバン弾けるから『バンガーズ』」と呼ばれるのはとても親しみがありますね。 「バンガーズ Bangers」はイギリスのソーセージ全般を指す言葉 photo by:The English Breakfast Society イギリスの朝食・イングリッシュブレックファーストでは、地域によって様々なイギリス産ソーセージを食べることができます。 みなさんが思い浮かぶ、豚肉とハーブのソーセージだけでなく、血を使った「ブラックプディング」、羊のハツやレバーを使用したスコットランドの「ハギス」も『バンガーズ』と呼ばれます。 今回はこの代表的な2点を少し紹介したいと思います。 ブラックプディング イギリスではイングリッシュブレックファストに欠かせない存在です。 フルイングリッシュブレックファストにはこの「ブラックプディング」がつきものです。ですが、普通のソーセージとは違い”血”を使って作るため、好き嫌いが分かれることもあります。 街のフィッシュ&チップス屋さんには、このブラックプディングに衣をつけて揚げたものが売っていて、フィッシュの代わりに、ブラックプディング&チップスを晩御飯にチョイスするイギリス人もいるのです。 ハギス 北の方に行くと、こちらもイングリッシュブレックファストに仲間入りします。 「ハギス」は粒粒したオーツ麦にたくさんのスパイス、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたものです。一見こちらも抵抗がありそうですが、とてもにおいしいです。 こちらも街のフィッシュ&チップス屋さんで衣をつけて揚げたものが売っています。私の大好物で、いつもフィッシュにしようか、ハギスにしようか迷います。笑 また、ハギスバーガーもウィスキーソースがいい感じに合って美味しいので、ロンドン周辺ではあまり見かけないかもしれませんが、イギリスに行かれた際は是非探してトライしてみてください! イギリスのソーセージのお値段とお味は? photo by:Morrisons スーパーでは上の写真のようにパッケージで陳列されています。 お値段は600g£4.25(600g700円くらい)でこちらは10本入り。 イングリッシュブレックファーストには大体1-2本乗るので、毎日食べても1週間は持ちますね。 日本のソーセージと比べると皮がパリッとする歯ごたえはないですが、スパイスが利いていて、オートミールが入っていると少しねっとりしたような食べ応えがあるソーセージです。 日本在住のイギリス人の中で「イギリスのソーセージに似ていて美味しい!」と話題になった、「The Meat Guy」のイングリッシュソーセージ。 オンラインでも購入できますので是非フルイングリッシュブレックファストを完成させてみてください! 次回のイングリッシュ・ブレックファースト メニューもお楽しみに♪ イングリッシュ・ブレックファーストを彩る ケントストアでは、イングリッシュ・ブレックファーストを素敵に彩ってくれるプレートなどテーブルウェアも販売しております。 お気に入りにプレートでイギリスの朝食を楽しんでみませんか? ケントストアオンラインショップでもご購入いただけます。 テーブルウェアのラインナップはこちら ブログのトップページはこちら 商品に関すること等、お気軽にお問い合わせくださいませ。 静岡本店 TEL : 054-204-7003 ⬅ スマートフォンの方はこちらをクリック 東京目黒店 TEL : 03-6420-0548 ⬅スマートフォンの方はこちらをクリック Like おすすめ記事 【英国朝食の定番】イギリス人の大好物!イングリッシュブレックファーストの肉とは~ベーコン 【英国朝食の定番】イギリス人の大好物!イングリッシュブレックファーストのキノコとは~マッシュルーム 【英国朝食の定番】イギリス人の大好物!朝食の豆とは~ベイクドビーンズ 関連記事 William Morris ウィリアム・モリスのパターン(柄)についてのお話 【英国インテリア特集】家庭用のホームバーカウンターをご紹介 【英国菓子レシピ】サクラティースコーンの作り方-ケントデリ監修 【英国音楽コラム】英国ギターの文化 【英国音楽コラム】語り継がれる作曲家ヘンデル 【徹底解説】ERCOL アーコールのクエーカーチェアとは? 【修理実例】チェアの背面・座面張替え~モリスの生地使用 ウィリアム・モリスの作品紹介:ウィローボウ コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。*が付いている欄は必須項目です。コメント * 名前 * メール * 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)