新入荷アンティーク家具のご紹介「ダムウェイター」

- 2022/5/30 12:00
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新入荷アンティーク家具のご紹介

新入荷のイギリスアンティーク家具

2022年5月17日 イギリスよりアンティーク家具・雑貨が、静岡市駿河区の中原にありますケントストア静岡本店に多数入荷しました。
英国の伝統的な革製ソファであるチェスターフィールド、大人気アーコール(ercol)のバタフライテーブル、バルーンバックチェア、ディスプレイで大活躍するソーイングボックスなど600点以上も入荷いたしました。

今回は新入荷の家具の中から、「ダムウェイター」についてご紹介します。


 

ダムウェイター

新入荷のイギリスアンティーク家具
unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。

ダムウェイター(Dumb Waiter)とは、Dumb=無口な・Waiter=ウェイター、「無口なウェイター」という意味。
主人のそばに置くことで、ウェイターがいなくても飲み物や食事を補助してくれる役割を果たしました。
イギリスでは、1730年代を中心に使われました。
当時、イギリスの上流階級では、バトラーと呼ばれる執事やフットマンと呼ばれる男性家事使用人が、主人の身の回りの世話をしていました。
世界に旋風を巻き起こした大ヒットドラマ『Downton Abbey ダウントン・アビー』でも、貴族と使用人、格差社会の縮図とも言うべき邸宅の内情が描かれていましたね。


ダウントン・アビーより給仕をするフットマン
ティータイムに給仕をするフットマン(出典:「ダウントン・アビー」公式ページ)

ダムウェイターは、パーティーで人々話すゴシップや噂話が彼らを通して、特に敵方に洩れるのを防ぐためにうまれたといわれています。
ダムウェイターにお茶やお菓子などをのせ、彼らを下がらせていたのですね。



イギリスアンティークのダムウェイター
ケントストア東京目黒店4階のレンタルスペースで行われたクリスマスパーティでの使用例

現在、大ブームのアフタヌーンティー。ダムウェイターはアフタヌーンティーやパーティーなどでも大活躍します!
食事を並べるのはもちろん、ショップの什器として小物を飾るなど、幅広くご利用いただけます。


今回入荷しましたアンティーク家具は静岡の家具職人の手によって修復を行います。
ただ壊れた箇所を修理するのではなく、サスティナブルで持続可能なアンティーク家具へと循環させ蘇えらせ、日本のお客様が安心してずっと使い続けられる英国アンティーク家具に仕上げていきます。
そのため2週間ほどお時間をいただいております。
ご理解の程よろしくお願いいたします。




静岡本店 TEL : 054-204-7003 ⬅ スマートフォンの方はこちらをクリック
東京目黒店 TEL : 03-6420-0548 ⬅スマートフォンの方はこちらをクリック  





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