【英国音楽コラム】ビートルズの再来と称賛されたOne Direction
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英国音楽コラム第4回【イギリス音楽のルーツ】
皆様、こんにちは。
毎週火曜日のブログは、【イギリスの音楽の話】を紹介していきます。
本日のテーマは「One Direction」
2010年代にヒットした、ボーイ・バンドです。
なぜThe Beatlesの次のテーマが彼らなのか疑問に思う方もいると思います。
そう、彼らはその影響力や人気から「ビートルズの再来」といわれていたのです。
他にも世界に影響を与え人気のあるイギリスのアーティストは沢山います。
「ビートルズの再来」といわれるにはきっと理由があるはずですよね。
今回は「One Direction」について詳しくお話ししましょう。
One Directionは2010年に結成し2016年まで活動していた、イギリス出身のボーイ・バンドです。
結成当時のメンバーは、ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、ゼイン・マリクの5人。
彼らはイギリスのオーディション番組にそれぞれソロで出場していましたが、審査途中でそれぞれ脱落してしまっていたことはご存知でしたか?
グループを結成しオーディションに挑む彼らの様子が放映されていたこともあり、結成後はイギリスですぐに人気を得ていたようです。
日本のアイドルグループのような結成をしていたなんて驚きです。
でも、そのオーディションでは優勝できずに、優勝すればリリースされる予定だった楽曲がインターネットに流出しレーベルとの契約に至りました。
2011年デビューシングル「What Makes You Beautiful」をリリース。
人気は世界中に広まり、全米シングルチャートで1位に輝きました。ソニー・ミュージック史上最も先行予約されたシングルとなったようです。
20歳前後の彼らは世界中から人気を一気に獲得し、世界中から注目されるようになりました。
One Directionはこれまでに200近い賞を獲得しており、ブリット・アワード、MTV Video Music Awards、ビルボードミュージックアワード、ティーン・チョイス・アワードなどの多くの賞を受賞しています。
活動中は社会現象になるほどのOne Direction、グループ活動がなくなった今は人気はなくなってしまったかと思いきや、
2020年のOne Direction結成10周年を記念してイベントの開催があり、彼らの人気が再熱しているようです。
活動休止後も世界中で人気が再熱している…これが「ビートルズの再来」といわれる理由かもしれないですね。
それにメンバー全員ビートルズファンらしいですよ。
現在はゼイン・マリクはグループを脱退し、これをきっかけにグループとしての活動は中止していますが、
ソロで活躍するルイ・トムリンソンは今年日本でツアーを開催することが最近発表されましたね。
ハリー・スタイルズとナイル・ホーランも今年来日するようで、One Directionファンにはたまらない年になりそうですね。
One Directionって若者に人気でしょ?そういうのはちょっと…と思ったそこのあなた。
イギリスアンティークがお好きならぜひ注目してほしいのは、ミュージックビデオの撮影地。
音楽がメインのミュージックビデオからイギリスの街並みを見てみる、というのはいかがでしょうか。
実は彼らのミュージックビデオにはイギリスの観光地がたくさん使用されています。
例えば「You&I」。歌っているメンバーが次々に入れ替わる面白い演出が特徴のこちらのミュージックビデオ。
メンバーの背景に映る桟橋。こちらはイギリスのクリーブドンにある桟橋「クリーブドン・ピア」です。
1970年代に倒壊してしまいましたが復元され、蒸気船の停留所として観光名所になっています。
お次は「One Thing」
こちらもOne Directionを代表するポップな楽曲です。
ロンドンスタイルなスーツ姿で二階建てバスに乗り、ロンドンの街中を走って歩いて踊って…と聞いていて元気になる1曲です。
ロンドンの観光名所が目まぐるしく映る映像は、見ているだけで彼らと観光しているような楽しい気分にさせてくれます。
ビックベン、テムズ川、トラファルガー広場、国会議事堂など名所ばかりです。
ロンドン観光の気分を味わってみてはいかがでしょうか。
さて、ここまでOne Directionについて紹介しましたが、先日ハリー・スタイルズが年間最優秀アルバム賞を受賞しました!
まだまだ彼らの勢いは止まらないですね。
次回も、イギリスの音楽文化について更新していきますので、どうぞお楽しみに。
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