【英国音楽コラム】The Beatlesビートルズと英国文化革命
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英国音楽コラム第2回【イギリス音楽のルーツ】
皆様、こんにちは。
毎週火曜日のブログは、【イギリスの音楽の話】を紹介していきます。
本日のテーマは「The Beatles」
イギリスを代表するアーティストとして皆様もご存知ですよね。
音楽作品だけでなく若者への大きな影響を与え、大きなカルチャーを創り出した彼らですが、
今回は、なぜ彼らが有名になったのか?というところへフォーカスを当ててお話ししていきます。
The Beatlesと英国文化革命
The Beatlesはリヴァプール出身の4人組ロックバンドで、1960~1970年代にかけて活動していました。
音楽作品は34作あり、そのほどんどが全英音楽チャートで一位を獲得しております。たった20年弱の活動期間で爆発的な人気を得たThe Beatles。
1960~1970年代のイギリスといえば、のちに英国文化革命と言われるようになるほど、世界変えるような大きな文化の発展がありました。
当時、世界トレンドの中心とも言われたロンドンの流行。
マリー・クヮントの「チェルシールック」、ヴィダル・サスーンのヘアスタイリングなど現代の日本でも名が残るほどに爆発的な流行だったことが分かりますね。
そんなロンドンの流行を世界に広めたのは、音楽番組の力だったのではないかと言われています。
この時代は、テレビ・ドラマも大きな発展を遂げていました。1960年に民放放送が開始されたのをきっかけにテレビ局は競争が激しかったようです。
当時の音楽番組に出演していたのが、The Beatlesをはじめとするイギリスのアーティストたち。
現代と同じように、テレビの影響力によって人々に強く届き、音楽番組を通してイギリスの流行を世界に広めていたんですね。
どうしてスーツ姿に?
ここからは、どうして日本で有名になったのか?ということにフォーカスを当てて行きましょう。
デビュー前のThe Beatlesは革ジャンを着ていたことはご存知でしょうか?
ロックンロールの文化は当時アメリカの影響を受けていたため、彼らも初めはイタリア製の革ジャンを着用していたようです。
スーツ姿になったのは、ヒットするため。
デビューのタイミングで本格的にヒットするために、戦略を変えて活動していたんですね。
1960年代の日本は、カラーテレビの放映が始まりイギリスと同じように流行が生まれていく時代でした。
そんな時代の中、ヒットした彼らの人気は大きく大きく広まり日本でも沢山のファンがいました。
1966年6月、日本武道館での公演のためThe Beatlesは来日しました。
来日した時の、法被姿で飛行機から手を振る写真は今でも有名です。
当時、公演の応募券は20万件以上で熱狂的な多くのファンが彼らの公演を楽しみにしていたことが分かります。
同じ年の8月彼らは、人前での演奏に区切りをつけスタジオで音楽を製作するようになったそうです。
次回【The Beatlesってどんな人?】
いかがでしたか?
The Beatlesについて少し詳しくなれたかもしれないですね。
今回は有名になった時代背景をざっくりと紹介しましたが、次回は彼ら自身のことについてご紹介していきます。
出身は?結成は?作曲は?今は何をしているの?
知れば続きが気になってきますよね。
ケントストアで販売しているアンティーク家具のうち、1960年代の家具もございます。
どこかの家庭で、当時の番組をイギリスで見ていたかもしれないですね。
是非、来週もお楽しみに。
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