What is an
Antique Desk?

デスクとは?

アンティークのデスクは、重厚かつ華麗なる雰囲気を演出してくれます。

テーブルとデスクの違いについては、テーブルは食卓として使われ引き出しなどがないものを指す一方、デスクは事務作業や勉強に使う引き出しが付いているものとされています。

デスクトップにレザーが張ってあるタイプや、その家具が持つ歴史を醸し出す無垢の天板タイプなど様々なデスクがあります。

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全 63 件

History of Antique Desk
デスクの歴史と物語

Story

ライティングデスク(書記用机)は17世紀中期以前のイギリスでは少なく、王政復古後にかなりの数が出回るようになったようです。

初めはただ甲板(こういた;天板)が傾斜しただけでした。

これが発展し後にビューロー(引き出し付き書台)となります。

18世紀始めのクイーンアン時代には、小さな机の両側にドロワー(引き出し)がついているニーホールデスクが登場します。

さらに18世紀後半には、長方形のシンプルなデザインで2つ引き出しがついただけの実用的なライティングデスクが主流となっていきます。

The kinds of Antique Desk
デスクの種類

両袖机

両袖机

両袖机とは、書類を収納する袖引出しが左右両側に付いているデスクのことです。

収納力もあり存在感も発揮します。ニーホールデスクとも呼ばれています。

片袖机

片袖机

片袖机とは両袖机に対して、机の片側に2~4段の引出しがついている机です。

引出しは右側についている右片袖机と、左側についている左片袖机がそれぞれあります。

レディースデスク

レディースデスク

レディースデスクとは婦人用のデスクのことで、手紙を書くだけでなくお化粧をする際にも使われていたデスクです。

普通のデスクと比較する小ぶりなものが多く機能性と美しさを兼ね備えております。

スクールデスク

スクールデスク

非常にシンプルな構造のデスクのため、とても使い勝手の良いデザインです。

また学校で使用していたことから、とても頑丈な作りになっております。

デスクとしてはもちろん、作業台としもお使いいただくのもおすすめです。

スクールチェアをあわせて子供用部屋に置くのもかわいいインテリアになります。

ロールトップデスク

ロールトップデスク

ロールトップデスクは、蛇腹巻上げ式のロールが付いているデスクのことです。

アンティークのロールトップデスクは現在では大変希少なデスクです。

デスクの特徴・機能と使用方法

①レザートップ

②マホガニー材の天板

③パイン材の天板

④耐水性のあるホーローの天板

アンティークのデスクは、重厚感溢れるデザイン、クイーンアンスタイルの優雅でエレガントなデザイン、素朴で温かみのあるデザインなど様々な種類があります。

またデスクトップにレザーが張ってあるタイプ、歴史を感じことができる無垢の天板などさまざまです。選ぶものによイメージも家具を置くお部屋の雰囲気も大きく変えるので是非沢山ある種類の中でとっておきのデスクをお選びください。

How to use Antique Desk
デスクの活用術

アンティークのデスクは、非常に重厚なイメージと供に華麗なる雰囲気を演出してくれます。

書斎やパソコンのデスクとしてはもちろん、レセプションデスクや店舗什器にもお使いいただけます。

デスクそれぞれの個性を活かした使い方をお楽しみください。

①重厚感溢れる書斎を演出

②パソコンをおいて…

③レディースデスクはレストランやショップのパウダールームにも。

④店舗什器として…

Key points of choosing Antique Desk
デスクを選ぶポイント

①シンプルな構造のスクールデスク

①シンプルな構造のスクールデスク

②彫刻が施されたデスク

②彫刻が施されたデスク

③和風のインテリアにもあるオーク材のデスク

③和風のインテリアにもあるオーク材のデスク

④ウォールナット材を使用したクイーンアン様式

④ウォールナット材を使用したクイーンアン様式

簡易的な天板のみから引き出しが沢山ついているものなど、デスクにも様々な種類があります。

スペースに合ったものを選ぶのはもちろんのこと、デスクの使用用途に合わせて収納部分の使い方を考えておくのもポイントです。また、スペースにマッチする個性を持ったデスクを選ぶのも、重要なポイントです。

Key points of repairing Antique Desk
デスクの修理ポイント

アンティーク家具の魅力の一つが1点物であること。そして特注品を含めて個性に合わせてオーダーメイドしたストーリーが魅力です。

① 抽斗のこだわり

アンティークのデスクは現代の家具のように引き出しにレールがついていません。

修理がきちんとされているかいないかで、引き出しの使い勝手に大きく影響が出ます。

すべりを良くするのはもちろん、側板の摩耗した部分に新しい木材をつけ足します。

底板の割れ・汚れ・反りなども検品し必要に応じて交換しています。

また、オリジナルのストッパーが劣化している場合は全て新しく作り変えております。

② アンティークキー・レザーのこだわり

ビューローや引き出しの開閉にはアンティークキーを使用するものが多くあります。鍵穴があるものに関しては必ず1本(以上)鍵を付属させています。その際、鍵が紛失している家具にはアンティークキーの中から合うものを探し出します。合うものがない場合はシリンダーに合わせ鍵を切削加工します。シリンダー本体が壊れている場合もアンティークの在庫から合うものを探し出し実際に使えるように取り付けを行っています。

デスクの天板に施されたレザーの劣化によるスレ・傷・剥がれは、国内で張り替えを行っております。

しかしレザートップの加工は日本国内では他店でも職人がおりません。

ケントストアでは本場イギリスでも数人しかいないレザークラフトマンと提携し、昔ながらの製法で製作されたレザーをオーダーし直輸入しております。

レザーは本革にこだわり、英国の伝統技術を有する職人が手作業で加工しております。

金色のランニング加工を施す技術はまさに職人技です。

③ 塗装のこだわり

デスクはマホガニーやウォルナットの木材で作られたものも多く、特に艶出しには気を配っております。

また脚元の色目は濃いのに対し引き出し内部が薄めだったり角部分が濃く縁どられていたりと、アンティークらしい塗装がされていることが多いため、個性を出しつつ上品に仕上げます。

部分的に状態の悪いところ所を剥離し、できるだけオリジナルの塗装を活かしています。

本場英国と同じ仕上げにするため、マイランズ社のナイトロステインを使用。そして透明感のある美しい仕上がりのニスを塗ることで、素材を最大限に活かし本来の雰囲気を引き立てるようにしております。

ケントアンティーク家具に共通した修理ポイント

ケント品質

アンティーク家具を後世に残すことを目的に、世界に誇る日本の技術力と、伝統の英国材料で再現するケントクオリティの修理

Wood Work〜木工修理〜

日本の「モノ作り」の評価は世界でもトップクラスと言われています。

ケントが工場を構える静岡はその中でも家具の産地として徳川家康の時代より全国の職人が集結した「モノ作り」の聖地です。

ケントはその伝統のある静岡で家具職人を集め、若手を育てながら日本の技術を伝承しています。

新たな「モノ直し」文化を世界に向けて発信し、日本の高度な修理力を実践しています。

Paint Work〜家具の塗装・装飾金具〜

伝統と優れたモノを大切にする英国では家具を修理するマテリアルも現代に受け継がれています。

英国アンティーク家具の修理ポイントは、この時代の家具と一番相性の良い材料を選ぶ事。

ケントでは塗料からディテールの装飾金具に至るまで伝統あるイギリス製にこだわっています。それによりイギリス生まれイギリス育ちのアンティーク家具を完璧に再現し、時代の物語を秘めたアンティーク家具に仕上げています。

How to do maintenance
デスクのお手入れ方法

ご使用の注意点・設置場所

湿気の多い場所や直射日光のあたる場所での設置は避け、極度の乾燥を防ぐためにエアコンや暖房器具付近の設置もご注意ください。急激な温度変化や乾燥により、木の反りやわれの原因となります。

また、水平な場所に設置してください。脚部の破損の原因になる恐れがあります。

日常的なお手入れ・拭き方

通常のお手入れは柔らかい布でやさしく乾拭きしてください。

水拭きをする頻度が多い場合は、家具表面が乾いた後にこまめにワックスがけをすることをお勧めします。ワックスがけをすることで家具の艶だし効果があるだけではなく、水拭きに対する塗装の劣化を防止する効果にもつながります。

※水分が付着しそのままにしておくと白いシミの原因になりますので十分注意してください。

月1回のメンテナンス

定期的なワックスでのメンテナンスをお勧めしております。ワックスをかけることで木に潤いを艶を出し、アンティークの風合いをより楽しめます。また、ワックス膜により塗膜を保ち、乾燥による不具合を防止できます。

デスクのワックスのかけ方

汚れを拭き取ってからワックスをかけます。

詳細はこちらからご覧ください。

>>> アンティーク家具のワックスのかけ方

シミがついてしまった場合

MYLANDSファニチャークリーナーで落としてからワックスをかけます。

詳細はこちらからご覧ください。

>>> アンティーク家具の輪じみの消し方

傷がついてしまった場合

小さな傷はタッチアップペンやスクラッチカバーで目立たなくすることができます。使い方は簡単です。塗って乾かすだけです。塗るときに傷部分からはみ出さないようにご注意ください。

引き出し部分

すべりが悪く感じられたらアンティーク専用のロウを塗ってください。

金具部分

乾拭きで十分です。古い金具が使われていることがありますので、取り扱いには注意してください。

ガタつき・グラつきの場合

ガタつきがある場合の主な原因は家具の水平がとれていない場合に生じます。応急処置としてはガタつく隙間に何か板を入れたり、アジャスターを取り付けて各脚の高さを調整すると直ります。グラつきの場合は家具のゆるみなどから生じる揺れが原因の為、ひどい場合は家具自体の組み直しが必要となります。その場合はケントファクトリーにご相談ください。

プロの修理が必要な場合

アンティーク家具はメンテナンス品を使用して、簡易的な補修ができる家具ですが、構造的な修理が必要な場合や、購入時の状態に復元して綺麗に使用されたい場合は、ケントファクトリーへご相談ください。お客様の家具の問題やお悩みを解決いたします。

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アンティーク家具にかける、
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