イギリスを代表するアンティークチェア、ウィンザーチェア?

ウィンザーチェアとは

厚い座板に脚と細長い背棒、背板を直接接合した形状が特徴で、初期は背もたれがコームバック型(籠のような背もたれ)でした。18世紀後半からはボウバック型(丸く婉曲した背もたれ)へと移り、学校やオフィスの事務用椅子としてまた、庶民の椅子として幅広く利用されました。

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ウィンザーチェア

ウィンザーチェアの物語

最初のウィンザーチェアがいつ製造されたかは明らかではありません。
16世紀初頭、車輪製造人たちは車輪製造と同じ技術を用いてウィンザーチェアの椅子軸を製造しました。恐らくイギリス西部地方で開発されたといわれていますが、起源に関する証拠は確かではありません。
ウィンザーチェアが最初に製造された土地はバッキンガムシャーで、その後バッキンガムシャーの中心都市、ハイウィコムに製造の拠点を移しました。
18世紀に入ると、蒸気で木材を曲げる技術がオーストリアから伝えられ、その技術によってウィンザーチェアに更なる特性をもたらしました。
多くの製造された当初の椅子は、1724年にウィンザー(バークシャー)の市場からロンドンへ大量に輸送されました。
そのころの製造者とロンドンのディーラーとの間で、ウィンザーからきた椅子をウィンザーチェアと称するようになりました。したがって、ウィンザーチェアの名前の由来はどこで製造されたかというよりもむしろ椅子そのもののスタイルに起源しているといわれています。

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ウィンザーチェアの種類

ウィンザーチェア

シンプルタイプ

ウィンザーチェアの定番中の定番。丸みを帯びた背もたれは、格子でできていて、中央に彫刻が施された背板が使用されているものもあります。

ウィンザーチェア

アームタイプ

オーソドックスなウィンザーチェアに肘掛がついたタイプ。長時間座っていても疲れにくく、とてもリラックスできます。

ウィンザーチェアの選ぶポイント

ウィンザーチェアを選ぶポイントはぐらつきがどれだけないかという点です。アンティーク家具ですのでどうしても若干の不安定さが出てしまいますが、修理段階においてそれを最小限に抑えることが可能です。心地よく使用されるにはとても重要なポイントといえます。

ウィンザーチェアの使い方

一般的は椅子より背もたれが大きく作られているので、一人読書を楽しむときや音楽を聴きながらリラックスする時などに適しています。

ケントの修理ポイント

当時の英国住宅と日本住宅の床に対する水平基準は同じとはいえません。ケントアンティーク家具では日本のお客様に満足していただくために、ぐらつきを抑え、椅子の強度を上げる為に構造部分をビスで補強しています。ぐらつきが少なく、長く愛用していただけるよう調整させていただいております。

木部のお手入れ

日常的には乾拭きをお勧めします。
水拭きをする頻度が多い場合は、家具表面が乾いた後にこまめにワックスがけをするこ とをお勧めします。
ワックスがけをすることで家具の艶だし効果があるだけではなく、水拭きに対する塗装の劣化を防止する効果にもつながります。木材に対しても栄養と潤いを与え、塗装部分にも皮膜ができ、傷や水気から家具を守ってくれます。乾いた後に、別の布にて磨きあげください。
アンティーク家具の塗装は、その風合いを活かすための 塗装を施しています。

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