What is a Dining Table?

ダイニングテーブルとは?

大人数で食事をとる大きなテーブルを総称して、ダイニングテーブルと呼びます。

大勢で食事をとる大きなテーブルの代表格としてリフェクトリーテーブルがありますが、違いとしてはリフェクトリーテーブルの天板は基本的に無垢でできておりサイズが大きいものが多いですが、 ダイニングテーブルは展開することで大きく使用できるような仕組みが備わっています。

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History of
ダイニングテーブルの歴史と物語

Story

16世紀中頃に登場し、17世紀を通して作り続けられました。

大ホールなどの広い場所で、重厚感のある大きめのテーブルを大人数が囲いながら食事をしていました。その代表的なテーブルがリフェクトリーテーブルです。

17世紀の後期、住宅には多くの部屋が作られるようになり、小さなテーブルが主流になっていきます。それに伴い様々な種類のダイニングテーブルが作られました。

The kinds of
ダイニングテーブルの種類・ブランド・メーカー

ドローリーフテーブル

ドローリーフテーブル

天板が伸張式になっていて用途に応じてサイズが自由に変えられるテーブルです。

女性が片方でお皿を持ったままでも、もう片方の手でリーフが引き出せる程、楽にリーフを引くことができます。

ゲートレッグテーブル

ゲートレッグテーブル

ゲートレッグテーブルは、折りたたみ式の天板を開いて大きなテーブルとして使用でき、使わないときには折りたたんでコンパクトに収納できる機能的なテーブルです。

脚がゲート(門)のように開閉し出てくるところからこの名称がつきました。

リフェクトリーテーブル

リフェクトリーテーブル

修道院や大学などの食堂で使用されていた、がっしりした脚のついた長細いテーブルのことです。リフェクトリー(refectory)とは食堂という意味です。大ホールで大勢の人が食事をとれるように設計されており、見た目は素朴でシンプルなデザインをしています。

エクステンションテーブル

エクステンションテーブル

天板の形が円形や長方形のものがあり、機械仕掛けで天板が大きくなるものです。

ハンドルなどが備わっており、クルクルまわしていくと天板が伸張する仕組みになっています。

ポップアップテーブル(取り付けタイプ)

ポップアップテーブル(取り付けタイプ)

天板の中央部分が二つに別れ、別の天板を中央に設置させことによりサイズを大きくさせるタイプのダイニングテーブルです。設置方法はとてもシンプルです。

ポップアップテーブル(天板収納タイプ)

ポップアップテーブル(天板収納タイプ)

テーブル内部に収納されている補助の天板を引き上げて使用するタイプのダイニングテーブルです。 必要なときにだけ収納されている天板を出せばいいので、使い勝手がとても良いです。

フリップトップテーブル

フリップトップテーブル

天板の中央からサイドに向かって天板を観音開きをして天板を大きくするタイプのものです。 伸張式のダイニングテーブルの中で一番シンプルな展開方法と言えます。

ティルトップテーブル

ティルトップテーブル

天板が縦に立てられる仕組みになっています。ダイニングテーブルとして使用できる大きめのサイズから、1,2人で使用する小さめのサイズもあります。

バタフライテーブル

バタフライテーブル

左右に天板を折りたたむことができるテーブルです。

円形のバタフライテーブルは、お部屋の中央での使用のほかに、片方の天板のみを折りたたみ壁付けにするなどお部屋の環境に合わせたスタイリングが可能です。

ERCOL アーコール バタフライテーブル

ERCOL アーコール バタフライテーブル

アーコール定番のテーブルです。巧みな曲線デザインからアーコールらしさを感じる逸品です。更に、イギリスアンティーク定番でもある伸張式のスタイルを取り入れた使い勝手の良さを追求したテーブルです。

ダイニングテーブルの特徴・機能と使用方法

ダイニングテーブルは小さなものから大きなものまで幅広いサイズが揃っています。

また、伸張式のテーブルは人数に合わせてサイズを変えることが出来るため、大変便利なテーブルです。

デザインもシンプルなものから装飾の凝ったものまでございますので、お好みに合わせてお選びいただけます。

  • ケントストア・アンティーク家具のダイニングテーブル

How to use
ダイニングテーブルの活用術

日常使いのダイニングテーブルとしてはもちろんのこと、ちょっとした来客の際には天板を大きくしてご利用ください。天板を大きくすることでより多くの食事を置くことができるのはもちろんのこと、存在感とおもてなしをさりげなく演出できます。

①壁面に置いて自分用

②普段は折りたたんで使用

③来客時は開いて使用

④店舗什器として フリップトップテーブル

Key points of choosing
ダイニングテーブルを選ぶポイント

①ツイストレッグで揃える

②カブリオールレッグ(猫脚)で揃える

③クラシカルな雰囲気に合わせて

④ミッドセンチュリーのテイストに

アンティーク家具には多様なダイニングテーブルがあるため、部屋の雰囲気や用途に合わせて選ぶのがポイントです。

普段は小さくコンパクトに使い、お客さんが来たときには広げて大きく出来るタイプのものや、機械仕掛けの手の込んだ仕掛けのあるテーブルなど様々です。

アンティークならではの1点物の面白いテーブルが揃っているため、お店の人に稼動方法を聞きながら選ぶのも楽しみの一つです。

また、ダイニングテーブルとチェアの脚のデザインのを揃えると統一感がある引き締まったインテリアを演出することができます。

Key points of repairing
ダイニングテーブルの修理ポイント

アンティーク家具の魅力の一つが1点物であること。そして特注品を含めて個性に合わせてオーダーメイドしたストーリーが魅力です。
しかし、それが規格外のサイズだった場合、使用しにくい場合もございます。

① 稼働部分・接触部分へのこだわり

ダイニングテーブルはいろいろと展開する仕掛けが備わっているため、操作がスムーズにできるよう、細心の注意を払って仕上げています。また板と天板の接触部分はズレや隙間が出やすい箇所です。隙間なく天板がしっかり平らになるよう調整をしております。

② ガタつき、グラつき徹底補修

一つひとつのパーツに一旦ばらしてから再度組み立てています。その際はオリジナリティを大切にし可能な限りマイナスビスを使用しています。ガタつきグラつきの修理は定盤を使用して水平を出します。また、ヒビ・割れには同種類の木材から埋め木をして必要に応じて裏面から補強のための板を接着しています。

③ 塗装へのこだわり

天板においては一度しっかりと剥離を行い、きれいな状態にしてから塗装をします。そうすることで、ムラのないきれいな仕上がりになります。本場英国と同じ仕上げにするため、マイランズ社のナイトロステインを使用、木目をくっきり出さないミッドセンチュリーなどのテーブルにはオイルステインを使用するなど、一つ一つの素材を最大限に生かした塗装をしております。また、ダイニングテーブルは使用頻度が高いため塗膜を厚くしております。

ケントアンティーク家具に共通した修理ポイント

ケント品質

アンティーク家具を後世に残すことを目的に、世界に誇る日本の技術力と、伝統の英国材料で再現するケントクオリティの修理

Wood Work〜木工修理〜

日本の「モノ作り」の評価は世界でもトップクラスと言われています。

ケントが工場を構える静岡はその中でも家具の産地として徳川家康の時代より全国の職人が集結した「モノ作り」の聖地です。

ケントはその伝統のある静岡で家具職人を集め、若手を育てながら日本の技術を伝承しています。

新たな「モノ直し」文化を世界に向けて発信し、日本の高度な修理力を実践しています。

Paint Work〜家具の塗装・装飾金具〜

伝統と優れたモノを大切にする英国では家具を修理するマテリアルも現代に受け継がれています。

英国アンティーク家具の修理ポイントは、この時代の家具と一番相性の良い材料を選ぶ事。

ケントでは塗料からディテールの装飾金具に至るまで伝統あるイギリス製にこだわっています。それによりイギリス生まれイギリス育ちのアンティーク家具を完璧に再現し、時代の物語を秘めたアンティーク家具に仕上げています。

How to do maintenance
ダイニングテーブルのお手入れ方法

ご使用の注意点・設置場所

湿気の多い場所や直射日光のあたる場所での設置は避け、極度の乾燥を防ぐためにエアコンや暖房器具付近の設置もご注意ください。急激な温度変化や乾燥により、木の反りやわれの原因となります。

また、水平な場所にテーブルは設置してください。ダイニングテーブルにより、リーフや脚の引き具合に支障をきたす場合があります。

日常的なお手入れ・拭き方

通常のお手入れは柔らかい布でやさしく乾拭きしてください。

水拭きをする頻度が多い場合は、家具表面が乾いた後にこまめにワックスがけをすることをお勧めします。ワックスがけをすることで家具の艶だし効果があるだけではなく、水拭きに対する塗装の劣化を防止する効果にもつながります。

※水分が付着しそのままにしておくと白いシミの原因になりますので十分注意してください。

月1回のメンテナンス

定期的なワックスでのメンテナンスをお勧めしております。ワックスをかけることで木に潤いを艶を出し、アンティークの風合いをより楽しめます。また、ワックス膜により塗膜を保ち、乾燥による不具合を防止できます。

稼働部分の定期的なお掃除もお願いします。特にリーフの稼働部分などよりスムーズな動きを保つためにも、定期的なお掃除をお勧めします。

ダイニングテーブルのワックスのかけ方

汚れを拭き取ってからワックスをかけます。

詳細はこちらからご覧ください。

>>> アンティーク家具のワックスのかけ方

シミがついてしまった場合

MYLANDSファニチャークリーナーで落としてからワックスをかけます。

詳細はこちらからご覧ください。

>>> アンティーク家具の輪じみの消し方

傷がついてしまった場合

小さな傷はタッチアップペンやスクラッチカバーで目立たなくすることができます。使い方は簡単です。塗って乾かすだけです。塗るときに傷部分からはみ出さないようにご注意ください。

ガタつき・グラつきの場合

ガタつきがある場合の主な原因は家具の水平がとれていない場合に生じます。応急処置としてはガタつく隙間に何か板を入れたり、アジャスターを取り付けて各脚の高さを調整すると直ります。グラつきの場合は家具のゆるみなどから生じる揺れが原因の為、ひどい場合は家具自体の組み直しが必要となります。その場合はケントファクトリーにご相談ください。

リーフの滑りが悪くなった場合

簡単な方法は蝋を塗ることです。ケントアンティーク家具ではリーフのレール調整、レール受けの調整を既にしておりますので、長期にわたり蝋を必要とせずにもスムーズな滑りを実現しています。

天板の塗装がカサカサになってしまった場合

水ぶきなどを長期間にわたり行ったり、高湿度や直射日光の当たるところに設置しますと天板が肌荒れのようにカサついてくることがあります。ワックスで落ち着かせることもできますが、綺麗に天板を整えたい場合は再塗装をお勧めします。

プロの修理が必要な場合

アンティーク家具はメンテナンス品を使用して、簡易的な補修ができる家具ですが、構造的な修理が必要な場合や、購入時の状態に復元して綺麗に使用されたい場合は、ケントファクトリーへご相談ください。お客様の家具の問題やお悩みを解決いたします。

>>> お問い合わせはこちらから

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