チャールズ皇太子・ダイアナ妃メモリアルウェディング限定モデル ロイヤルダイニングセット Royal Dining Set

チャールズ皇太子・ダイアナ妃メモリアルウェディング限定モデル ロイヤルダイニングセット

Drawleaf Table, Set of 6 Dining Chair & Cupboard ○ドローリーフテーブル サイズ:幅1380/1980×奥行820×高さ790mm ○チェア サイズ:幅510×奥行き520×高さ1160/SH480mm ○カップボード サイズ:幅1375×奥行き460×高さ1990/835mm 材料:オーク 製作年:1981年

Old Charm

このダイニングセットは英国を代表する伝統的家具メーカーオールドチャーム(Old Charm)社製のものです。1924年にハーバードウッドにより設立され、品質と実用性を重視した流行に左右されない家具づくりか特徴で、ハンドメイドの彫刻とエリザベス期のデザインが特徴的です。かつての英国はオーク材の宝庫であり、その硬質で気密性が高く強度があるため細かな彫刻を施すのに適しています。オールドチャーム社は現在の英国においても人気が高く、老舗ブランドとしてアンティーク市場でも年代ものは出回っています。

セントポール大聖堂でチャールズ(Charles Prince of Wales)とダイアナ(Diana Frances Spencer)がご結婚

1981年7月29日セントポール大聖堂でチャールズ(Charles Prince of Wales)とダイアナ(Diana Frances Spencer)がご結婚致しました。オールドチャーム社が結婚を記念して限定200台で製作したのが、このダイニングセットです。「理想のカップル」、「ダイアナフィーバー」など大変な人気でした。その後もダイアナ人気は高かったのですが1997年フランスパリで36歳という若さで不慮の事故で他界しました。ダイアナ人気は現在の英国でも非常に高く、その人気と限定生産という希少性から、この家具はアンティーク市場でも価値が上がり続けています。

ドローリーフテーブル

ドローリーフテーブルの歴史は16世紀後半から始まります。チューダー朝エリザベス期に原形が出来、17世紀初頭ジャコビアン期に流行した引き出し(チェスト)の技術が応用されリーフ(ウィング)付きの伸張式テーブルが誕生しました。天板が2重になっており左右のリーフを天板から引き出し伸張します。3WAYでお使いいただけます。ドローリーフテーブルはオーク材がよく使用されます。オークの木目は虎の模様に似ている事からシルバーグレイン(虎斑)と呼ばれています。斑は「繁栄」を表しています。脚のデザインや彫刻が年代の流行によって異なっているため当時の雰囲気を楽しめます。

プリンス・オブ・ウェールズの紋章

こちらのドローリ-フテーブルを見ると一見シンプルなデザインですが、様々なところにオールドチャームのセンスが光る家具だと言えます。まずはやはり一番眼を惹くプリンス・オブ・ウェールズの紋章です。英国では日本のような家紋が存在します。チャールズの場合、両脇にあるイングランドを象徴するサポーターのライオンと中央にはプリンス・オブ・ウェールズの副紋章であるガチョウの羽が特徴的です。この紋章を職人の手作業により彫刻されている為、貴重性が伝わってきます。

ドーリックコーラン(Doric column)

そして紋章を引き立たせる為、脚のデザインはシンプルなデザインにしていると考えられます。形はドローリーフテーブルの原型が出来た頃の1570年~1700年にデザインされたドーリックコラム(Doric column)とわかります。これはドリス様式の円柱と言う意味です。当時、バルバスレッグ重厚感があるデザインから繊細で手すりのような華奢なものに流行が移り変わっていきました。当時食事後女性はすぐリビングへ移動し、男性達は残って酒を楽しんでいました。そのためダイニングは男の場所でしたが、パブが流行ると男性は外で呑む事が多くなり、家で過ごす女性達はダイニングで時間を過ごすことが増えたので女性好みのデザインが増えていきました。

モールディングはオジー(Ogee)またはサイマレベルサ(Cyma reversa)と呼びます

天板と脚の接合部にはモールディングがあります。これは鋳型という意味で繋ぎ目を覆ったり装飾を施す目的で使用されます。ゴシック様式の建築に多く用いられています。このモールディングはオジー(Ogee)またはサイマレベルサ(Cyma reversa)と呼びます。反曲線・葱花線(そうかせん)ということです。下をえぐった様になっており、すぐ上には卵状・S字に鋳型でくり抜いています。脚のストレッチには波状のデザインが施されています。

チェアの座面

ダイニングチェアは使用頻度が高いこともあり、座面が「落とし込み」といい簡単に外れるタイプが多く見られます。消耗した際、張替えが容易かつ低コストで出来る為ご自身で好きな生地に張り替えを楽しめるのは1つの魅力です。チェアの座面のフレームに対し座面をぴったりと製作し取り外し可能にするには職人技であると言えます。 このチェアの座面・背面の生地にはダイアナの実家であるスペンサー家の紋章が織られています。 両側にドラゴンがおり中央にはアイリッシュハープと貝が描かれていると思われます。とても美しく細かな作業が見て取れます。装飾としてチェアにも彫刻が施されており、脚にはテーブル同様ドーリックコーランのデザインとなっています。

エッグアンドトング(Egg and tongue)又はエッグアンドダート(Egg and dart)

背面も同様チャールズの紋章があり、その下にはエッグアンドトング(Egg and tongue)又はエッグアンドダート(Egg and dart)と呼ばれるデザインがモールディングされています。ドーリス式の円柱の柱身と頂板の間の卵状のくり抜いた形のことです。古典建築で最もよく見られるもので丸い卵型とV字型が交互に並んでいるデザインが特徴です。これはオールドチャームではよく使用されています。このダイニングセットはチャールズとダイアナの存在の大きさと華やかさが表現されている家具だといえるでしょう。