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2014.11.24 Monday

author : KENT STORE静岡

クロスバックチャーチチェア

クロスバックチャーチチェア   チャーチチェア 

Code: 13080491-30

Period: about 1930’s

Made: in England

Material: Elm

Size: W430/D470/H450/840

in stock KENT STORE tokyo

 

 

 

あと1ヶ月でクリスマス!街中を歩けばイルミネーションが輝き、クリスマスツリーが飾られています。
クリスマスは誰と一緒に過ごしますか?イギリスのクリスマスは家族で過ごすのが一般的です。日本とは違ってお正月がない分、クリスマスが家族や親戚が集まる日のようです。海外のクリスマスというと人々は教会に集まってお祈りをしているイメージがありますが、家族が家に集まって過ごす日のようです。しかし教会でもクリスマスの行事があり、ミサも行われ聖歌隊も出ます。一度、聖歌隊の歌や教会の雰囲気を味わってみたいですね。

さて、本題に入りますが今回は教会で使われていたチャーチチェアについてお話させて頂きたいと思います。
チャーチチェアとはその名の通り教会で使われていた椅子のことです。イギリスでは6世紀末にキリスト教が布教され信仰の対象となり、多くの教会が建てられました。16世紀に入ってからはキリスト教の1つの宗派であるイギリス国教会がイギリス公式の宗教として広まり、イギリスで最も主要な宗教として信仰されるようになりました。当時の教会での様子は、主要通路に面した椅子は指定席で使用料を支払わなくてはならず、あまり裕福でない礼拝者たちは教会の隅の方で立ちながら集会に参加している状況でした。 18世紀後半になると礼拝堂の椅子や信徒席の状況は変わり始め、社会的な地位に対する障害が徐々に消え、より大きくの一般庶民が教会の集会に参加するようになりました。 そのため、ほとんどの椅子は礼拝堂の雰囲気を損なうことのない様、またコスト面からも、同じサイズ、素材、形に統一されました。その椅子が今回ご紹介する椅子“チャーチチェア”なのです。

1930年ごろのイギリスでは多くの椅子職人が存在し、質の高い教会用の椅子が大量に製造されました。 しかし、最近は教会に行く人も少なくなり多くの教会が(特に地方の教会)が経営困難に陥り、取り壊されるようになりました。そのため、不必要になったチャーチチェアはアンティーク家具として、市場に出回るようになりました。 チャーチチェアの基本的な形は、まず背もたれ部分に箱が付いていることです。 これは元々、讃美歌と聖書を入れるための箱です。しかし、もともと邪魔で付けていない場合や途中で取ってしまった場合があるため、物によっては付いていない場合もあります。
次に座面部分は「座繰り」と言われるお尻や太もも部分にフィットするような加工がしてあります。これは礼拝の際に長時間座って牧師さんからのお話を聞いても疲れないようにと工夫されたもので、長年使われることによって丸みをおびて座りやすくなっていると思われます。

そして最後は、荷物を置く場所が付いていること。チェアの下に荷物が置けるように2本ほど棒が渡してあったり、板が付いていたりと礼拝に来た方が荷物を置けるように工夫してあります。 

さて、今回ご紹介するのは先に述べさせて頂いたこちらのチャーチチェアです!
こちらのチャーチチェアは、背中部分に箱が付いておらず、荷物を置くスペースは2本の棒を渡してあるタイプです。座面の座繰り部分もくっきりと見えています。
背もたれ中央の十字架が教会を連想させてくれます。基本的な型はどれも同じですが、教会によって背もたれのデザインが違っています。 
店内には数多くのチャーチチェアを取り揃えておりますので、お好みの背もたれを選んで頂くことが可能です。
色合いも明るすぎず暗すぎない優しい色合いなので、お部屋や玄関に置いても暖かい雰囲気を与えてくれるでしょう。また、チャーチチェアはシンプルで使い方を選ばないのが良い所です。
チェアとして使用するのも有りですが、置物やお花を置いてお部屋をコーディネートするのにも使えます。
小さめのクリスマスツリーを置いてみるのも可愛らしくていいかもしれません。
お部屋を可愛らしくしたい方、暖かい雰囲気にアレンジしたい方にオススメです。クリスマスのコーディネートに1ついかがでしょうか?

 

Writer staff K

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英国アンティーク家具屋 ケントアンティーク静岡
静岡県静岡市駿河区中原453-3
TEL054-204-7003 FAX054-204-7220
営業時間 9:00-18:00

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2014.11.19 Wednesday

author : KENT STORE静岡

バルバスレッグ・アームチェア

アームチェアバルバスレッグアームチェア 

Code: 09010194-01

Period: about 1930’s

Made: in England

Material: Oak

Size: W480/D520/H470/930

in stock KENT ANTIQUE Shizuoka

 

 


明日は、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日ですね。ワインファンの皆さんの中には、年に一度のこのイベントを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。

ワインの歴史は古く、家具の様に奥深いものです。初めて文献に登場したのが紀元前2000年頃と言われているそうで、私達の知らないエピソードが語りつくせないほどあるのでしょう。
日本人にはあまり馴染みのない言葉ですが、イエス・キリストの言葉に「パンはわが肉、ワインはわが血」という言葉があります。中世ヨーロッパでは、キリスト教の普及と共にワインが各地へ広がったとされています。キリストはワイン(葡萄)を自身の血と表し、聖杯(杯)にて弟子達に分け与えたと言います。

イギリス家具の歴史には歴代の王の存在が切っても切り離せない存在です。その時代の王の好みというのが、家具やそれ以外のプロダクトにも大きく反映されています。

イギリスアンティーク家具に良く見かけられる装飾の一つにバルバスレッグ(ブルバス、ブルボーズとも)があります。バルバスとは球根型を表し、膨らんだ球根の様なフォルムに草花や果物などが描かれている家具が多く見掛けられます。このバルバスレッグは、イギリス繁栄の基礎を築いた、女王エリザベス1世の時代に流行したと言われ、彫刻はイギリス繁栄への願いを込めて作られたとされています。一説によれば、バルバスレッグの膨らみを聖杯に、葡萄の模様をキリストの血に見立て、王朝の永遠を祈念したとも言われています。私自身この職業に就くまでは、まさかヨーロッパの歴史の在り方を家具から学ぶことが出来るとは思ってもみませんでした。

本日ご紹介するチェアも、バルバスレッグの重厚感と大胆さを大いに堪能出来る一品です。
背面には大きな花の彫刻があしらわれ、座面は上質な馬の滑革を使用し、アンティークらしさを存分にお愉しみ頂けます。バルバスの彫刻は、レッグ部分以外にアーム下部にも使用され、オーク材の暖かな風合いが堪能出来る何とも贅沢なチェアです。

家具に込められた祈りや歴史を感じながら、至福の時間を過ごすというのも通ですよね。ワインの味わいも、また格別なものとなるのではないでしょうか。華やかでありながら存在感に威厳すら感じられるこちらのチェアは、素材の良さやこだわりを追い求めている大人の方に、是非お勧めしたいひと品です。

 

Writer staff F

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英国アンティーク家具屋 ケントアンティーク静岡
静岡県静岡市駿河区中原453-3
TEL054-204-7003 FAX054-204-7220
営業時間 9:00-18:00

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2014.11.08 Saturday

author : KENT STORE静岡

チェスターフィールド・ウィングバックチェア

チェスターフィールド

チェスターフィールド 

Code: 14020133-00

Period: about 1930’s

Made: in England

Material: Leather

Size: W840/D900/H480/1040

in stock KENT ANTIQUE Shizuoka

 

 

フィリップ・チェスターフィールドという人物をご存知でしょうか?18世紀イギリスを生きた文人政治家で、イギリス最大の教養人とも呼ばれ、多くの人物に多大なる影響を与えたと言われています。著書である『わが息子よ、君はどう生きるか』は自身の息子に宛て、人生をどう生きていくのか、様々な視点からその心得を切々と説いた教育的書簡であり、全世界で読み継がれています。また、現在も英国上流社会のジェントルマンズシップの自己啓発本として読み続けられているそうです。チェスターフィールド氏は、人として内面はもとより、外見にも大いに気を遣う人物であったと推測できます。

これからの時期、コートは欠かせないファッションアイテムの1つですよね。幅広い層から現在も愛されているチェスターコート。実はこのチェスターコートの由来は、チェスターフィールド氏が初めて着たというのが最も有力とされています。フォーマルにもカジュアルにも万能なチェスターコート、皆さんも1度は袖を通した事があるのでは?

さて本題になりますが、本日ご紹介するソファーの名前が、まさにその『チェスターフィールド』なのです。もうお察しの事と思いますが、このソファーもフィリップ・チェスターフィールド氏が大きく関係していると言われています。
一つはチェスターフィールド氏がデザインしたという説。そしてもう一つは、愛用していたという説。地名から来ているという説も有るようですが、私はチェスターフィールド伯爵が影響を与え、この名前が付いたという説を信じたいです。いずれにしても、このボタン押しのレザーソファーは、長きに亘って多くの人々の生活に寄り添い、全世界で愛されるイギリスの代表的なソファーとなりました。

本日ご紹介しているのは、ウィングバックの一人掛けのタイプです。渋めのダークレッドが大人のインテリアを演出してくれます。使い込んだ革の味わいがとても良く出ており、硬すぎず柔らかすぎないクッションが体をすっぽりと包みこんでくれます。一度座ったらその座り心地と、何とも言えない満足感の虜となってしまうでしょう。自分に少し自信が漲ってきます。

チェスターフィールドが出来るまでにはいくつもの工程があり、昔から熟練された職人によって丹精に手作業で仕上げられています。一つ一つの技が際立つこのソファーには偽りが無く、長い時を経て多くの人々から愛され大切に使われてきた理由に納得できます。
フィリップ・チェスターフィールド伯爵は、日々目まぐるしく変化していく18世紀のイギリス社会の中、このソファーの上で一体何を感じ考えていたのでしょうか。たまには、アンティークのソファにゆっくりと座って自己啓発も良いかもしれませんね。

 

Writer staff F

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英国アンティーク家具屋 ケントアンティーク静岡
静岡県静岡市駿河区中原453-3
TEL054-204-7003 FAX054-204-7220
営業時間 9:00-18:00

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